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2005年4月の記事

2005年4月25日 (月)

新「マイクロウェーブ」

bulls050424bb  6年ぶりのブルズ復活を見たかったので、シカゴに来ています。同じように思う記者たちが多かったようで、きのうのウィザーズ対ブルズ第1戦、メディアルームはまるで7年前にタムスリップしたかのように懐かしい顔がたくさん。番記者はさすがに当時から入れ替わっているものの、コラムニストたちは当時と同じ顔が残っているし、当時の番記者で現在は別の担当になっている人も、久々のブルズのプレイオフということで借り出されてきてました。

 試合はホームのブルズの勝利。Player of the Gameはアルゼンチン出身のルーキー、アンドレ・ノシオニ。ビッグメンたちのファウルトラブルもあってほとんどフル出場、18リバウンド、25点と大活躍でした。勝負が決まった終盤には、スタンドから「ノ・シ・オ・ニ」「ノ・チ・オ・ニ」の合唱も起こってました。ちなみに、彼の名前の読み方は「ノシオニ」のほうが正しいのだけれど、どうも、アメリカ人たちは半分以上の人が「ノチオニ」と呼んでます。コーチのスカイルスからして、「ノーチ」と呼んでるし。

bulls050424tt  ノシオニと並んで活躍したのは33分出場で30得点のベン・ゴードン。スクリーンを使って、ちょっとの隙をついて放つシュートは芸術的。ブルズで得点力がある選手ということでよくジョーダンと比べられるのだけれど、今のところはジョーダンというよりはマイクロウェーブこと、ビニー・ジョンソン(80年代終わりから90年代はじめにかけてブルズの強敵だったデトロイト・ピストンズの6th man)といった感じ。さすがに83年生まれのゴードンは当時のピストンズの試合は見ていないらしいが、それでも「そんなにすばらしい選手と比べられて名誉に思う」と優等生のコメント。かと思うと、初めてのプレイオフ試合で30点との活躍に自分でも驚いたかと聞かれて、「僕が驚くのは活躍できなかったとき」となかなか図太いことも言ってくれます。コートを離れたプライベートでは、家の部屋の壁を自分でペンキ塗りをするなど、なかなかhandyなところもあるようです。なんでも、「もともとの壁は真っ白だった」とのことで、自分の好みでいろいろと塗り替えたらしい。キッチンはクランベリー色だとか。

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2005年4月17日 (日)

レギュラーシーズン終了

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NBAのレギュラーシーズン終了は20日。それまではまだ3日あるけれど、クリッパーズ、レイカーズともに最後の2試合はロードゲームのため、ロサンゼルスで行われるレギュラーシーズンは一足早く終了。しかし、何年もシカゴでどん底時代のブルズを取材してききて、去年秋にLAに引っ越してきたとたんに、LAの両チームがプレイオフを逃してしまうとは。別にレイカーズやクリッパーズを応援しているわけではないけれど、地元チームがプレイオフを逃すと、プレイオフの取材をするために出張しなくてはいけなくて大変なのだ。まったく運が悪い。…なんていう話を、先日、ティンバーウルヴスのフロントにいるジム・スタック(元ブルズのGM補佐)にしたところ、「ミネソタには絶対に引っ越してこないように」と釘を刺されてしまった。まぁ、私が引っ越すまでもなく、ティンバーウルヴスも今季はプレイオフを逃してしまったわけだけれど。

写真はステイプルズセンターの正面にあって、日本からの観光客もご用達のフィゲロアホテル。レイカーズのホーム最終戦がなぜかABCで中継され、昼間の試合だったので明るい太陽の下でパチリ。このホテルの壁面はESPNが買い取っているらしく、いつもNBAに絡んだ絵が描かれている。とはいえ、プレイオフとは無縁のステプルズセンターだけに、この時期、何の絵を描くのか苦労したに違いない。結局、過去に遡って、メガネの3人(左からジャバー、ランビス、ウォージー)の登場となったようだ。

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2005年4月 9日 (土)

Hoop Summit

hoopsummit050409zbb メンフィスで行われたHoop Summit(アメリカの高校生代表チーム対世界の19歳以下選抜チーム)の試合を取材。ワールドチームの一員で、日本人のKJこと松井啓十郎(写真の紺4番)が出場、出場時間が11分と短かったものの、得意の3ポイントシュートを沈めるなど7得点をあげた。

自分でオフェンスをクリエイトするタイプではない彼にとって、寄せ集めのオールスターゲームはやりにくい面があったと思う。しかも、試合の4日前、練習中に捻挫して、万全のコンディションでもなかった。それでも6年前の田臥勇太に比べると、ずっとその場にとけこんでいたし、彼自身の持ち味を発揮できていた。やはり、コミュニケーションが取れることのメリットは大きい。

ただ、この大会で田臥よりいいスタッツが残せたから、松井のほうがNBAに入れる可能性が高いかというと、そうとは言い切れない。だいたい、シューティングガードのポジションでNBA入りするというのは並大抵なことではないのだ。田臥のときもそうだったけれど、いきなりNBAを期待するよりは、まずは大学での活躍を期待したい。NCAA Division I の大学数校から誘いがきていて、中にはかなり熱心に勧誘しているコーチもいるようだ。今月中に候補の学校を訪問し、月末くらいまでに行き先を決めるつもりだとのこと。

ところで、Hoop Summitといえば、NBAのGMやスカウトにとっては注目の試合。この試合のスタンドにも、ずらりとGMやスカウトたちが並んでいた。その中に、サンズのブライアン・コランジェロの姿も。ハーフタイムに彼と話していたときに田臥勇太の話にもなったのだが、どうもサンズの田臥に対する興味は薄れている感じ。まぁ、この4ヶ月で状況が変わったように、この先いつ、どう変わるかはわからないけれど。

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