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2005年6月の記事

2005年6月25日 (土)

taxi driver

 ファイナルが終わり、LAに戻ってきました。LAの空港から我が家までは車で10分くらい、タクシーの運賃だと、空港手数料とチップを足しても15ドルくらいです。ダウンタウンまで行けば30数ドルもらえるわけで、それくらいの距離を期待している運転手さんだったりすると、行き先を告げたとたんに不機嫌になられることもあるんです。

 きのう乗ったタクシーは、車はボロボロ、運転手さんはごっつい感じの人。行き先を告げたら、わかったとも言わずに走り出したので、もしかして不機嫌なんだろうかと思ったのですが、違いました。

 少し走ったころ、「どこから帰ってきたの?」と聞かれたので、「サンアントニオ」と答えると、「きのうNBAファイナルをやっていたところだね」と返ってきました。「その取材で行っていたんです。試合、テレビで見ていたんですか?」と聞くと、その言葉を待っていたかのように、どこかの国の訛りが強く入ったアクセントで、試合の感想を弾丸のように喋り始めました。

 いわく、「あれは、ピストンズのあいつ、あれ、そうビラップスがいけないね。あいつが試合を壊した。ピストンズを応援していたのかって? サンアントニオはもう何度も勝ってるしね。ピストンズも去年勝ったけど、まだ1回だけだしさ。MVPは同じ選手ばっかりが受け取っていてつまんないね。デビッド・ロビンソン(おそらくティム・ダンカンと言いたかったらしい)なんて何度ももらっているんだし、きのうはジノビリだろ」

 そんな話をしている間にあっという間に我が家に到着。こういうときは、もう少し遠い距離でもよかったなぁなんて思います。チップをほんの少しだけ奮発しました。 

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2005年6月23日 (木)

スパーズ優勝

P1060921s  スパーズ優勝。最後までどちらが優勝するかわからない、すばらしい試合、すばらしいシリーズでした。

 ファイナルMVPは、6票-4票の僅差でティム・ダンカン。ジノビリもMVPをもらっても不思議ない活躍。きょうも、この2人がスパーズを勝利へ導いた試合でした。

 レポーター、ジェイレン・ローズ(左)は、ロッカールームでシャンパンや水をかけられながら、選手たちに取材。ミシガン出身の彼はデトロイトを応援していたはずだけれど、そんな様子もおくびもみせず、レポーターとしてもプロでした。

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NBA Final第7戦の前に

 あと3時間半でNBAファイナル7戦開始。私も、もう少ししたら会場に向かいます(だいたい試合開始の2時間くらい前に到着するようにしてます)。

 そんなわけで、あまり時間がないので、とりあえず第6戦の日の写真と簡単な説明をアップしておきます。

P1060797s  第6戦前に行われたNBAと選手会の記者会見で新労使協定の合意に達したことが発表。左から、選手会長のマイケル・カリー、NBAコミッショナーのデビッド・スターン、選手会代表のビリー・ハンター。ファイナルの試合前に記者たちが原稿を書く時間が十分にあるようにという配慮で、夕方4時(試合の4時間前)からの記者会見でした。
 マイケル・カリーは今シーズンが始まってもNBAチームと契約できず、選手会長の座を降りなくてはいけないのではといわれていたのですが、シーズンの途中、12月から3月までインディアナ・ペイサーズと契約していたことで、無事に選手会長に残っていられたようです。スターンは、カリーはこの交渉を通じて"rock"(重要な存在、支えていた存在)だったと言ってました。

P1060832s  第5戦の最後のディフェンスで、いらないダブルチームをしてオーリーの3点シュートを打たれてしまったラシード・ウォレス。第6戦でもファウルトラブルでいいところなしかと思ったら、4Q最後に試合に戻ってきて、勝負を決める活躍でした。肩からかけているのは、彼がピストンズ選手全員に作ったチャンピオンベルト。1、2戦のときも、そして今回の6、7戦でも、サンアントニオまで持ってきて、ロッカールームにしっかり飾ってます。

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2005年6月20日 (月)

ビッグゲーム・ロブ

 NBAファイナルは第5戦にして、ようやく最初から最後まで勝負の行方がわからない熱戦となりました。NBAファイナルはただでさえ開始時間が遅いので、オーバータイムが終わったのは夜中過ぎ。アメリカの東海岸の記者などは、試合が終わってから締め切りまで30分、なんていう、ものすごいスケジュールで仕事してます。アリーナで彼らが原稿を書きあがったのを見てから5時間もしないうちにホテルの部屋に新聞が配達されるのを見ると感心するばかり。なにしろ、その間にデスクのチェック、印刷、配送という過程が入っているのですから。私の場合は執筆先が雑誌媒体なので、ふだんはそんなにあわただしい日程のスケジュールはないのですが、ファイナルやオールスターのときだけは別。ちなみに、今回のファイナルは例年より日程が遅いので、HOOPも、ライバル誌のダンクシュートも、第5戦までしか入らないんです。

P1060760s  試合を決めたのは、「6月の男」、ロバート・オーリー。NBAに入ったばかりのヒューストン時代も、その後のレイカーズ時代も、そして今回と、プレイオフ、特にファイナルになると試合を決めるプレーをして、一躍ヒーローとなります。ふだんからも、もちろんいい選手ではあるのだけれど、ファイナルの活躍度が高くて、口の悪い人たちには、「レギュラーシーズン中はサボっている」なんて言われたりもしてます。

 試合後の会見で、P1060648s ダンカンは何度も、オーリーのことを「ボブ」「ボビー」と呼んでいた(ボブはロバートの愛称のひとつ)のですが、その後に会見場に出てきたオーリー、「僕はR-O-Bのロブ。B-O-Bは僕じゃない。でも、ティミーは僕がそう呼ばれたくないことを知っていて、わざとそう呼ぶんだ。彼はやなヤツだからさ」と応酬。フリースローを連続ミスのダンカンをオーリーが救った試合だけに、この日ばかりは、ダンカンにどんなことを言っても許されちゃいます(実は、その前にダンカンは、会見の順番を待つオーリーが横で聞いていると知っていて、わざとオーリーの悪口を言っていたので、これはお返しでもあったわけですが)

(写真はどちらも別の日のものです)

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2005年6月18日 (土)

6年分の長さ

 ファイナル中は毎日とはいかないまでも、1日おきくらいにはアップしようと思っていたのですが、第2戦が終わった途端に移動と締め切りの嵐で、少し間があいてしまいました。その間に、シリーズも2-2のタイとなり、これで、サンアントニオに戻ることが確実となりました。どの試合もホームチームが勝っているので、会場の盛り上がりはすごいのだけれど、我侭を言えば、もう少し接戦の試合が見たいものです。

 さて、きょうはベン・ウォレスの髪の話。ファイナル1、2戦ではコーンローで不調だったベン・ウォレス、第3、4戦ではアフロになって大活躍。そんなこともあって、記者会見では髪に関する質問も飛び出してました。

  • P1060705s 記者「アフロにするか、編みこむかは何で決めるの?」
  • ベン「妻が決めるのさ」
  • 記者「アフロで活躍したから、しばらくはアフロのまま?」
  • ベン「妻がブレイドをする気分になるまではね」
  • 記者「髪を切るときは、どれくらいの長さに切っているの?」
  • ベン「髪は切らないんだ。もう6年くらい切っていないね」

 なんと、6年!! ベン・ウォレスがピストンズに入ったのが2000年だから、ということは、デトロイトに来てからは一度も切っていないということになります。それにしては、あまりアフロが大きくなっているような気がしないけれど、年々密度が濃くなっているんでしょうか。ちなみに、きょうのデトロイトは今にも雨が降りそうな天候。そのためか、アフロはきのう(写真)よりさらに小さくまとまっていて、某雑誌の編集者などは、自信もって「この前の試合のあとに髪切ってますよね?」と言ってました。もちろん、6年間切っていない髪は、きのうも切ってないはず。

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2005年6月11日 (土)

練習前の風景

P1060565s  第一戦が終わったと思ったら、二戦の前に練習日が2日続く。

 練習1日目は記者会見組(ファイナルの間の練習日の取材では、各チームのヘッドコーチ+選手2人が記者会見場で質問に答え、残りの選手はコート上の囲み取材を受ける)で、10個余りの質問に答えたラシード・ウォレス、2日目のきょうは、用意されていたマイクのところに立つこともなく、「もう話すことはない」とばかりに、コートサイドに座って一心不乱にゲームに集中。取材拒否の罰金が待っている?

P1060541s  ピストンズのインタビュー・セッション中にゲームをしているのはラシードだけではない。選手たちの息子たちも、みんな、それぞれゲーム機を手に、コートサイドで一列に並んで座り、ゲームに熱中している。…と、よーく見ると、子供たちに混じってエルデン・キャンベルもいた。子供たちの中に自然に溶け込んでいて、どうみても父(父の同僚)と子というよりは仲間、という雰囲気。

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2005年6月10日 (金)

試合直前のミニコンサート

 いよいよNBAファイナルがスタート。試合のことは置いておいて、ちょっと気になったこと。今年のファイナルは、これまでにも増してショーアップされ、なんだかオールスターのようになっていた。米国歌斉唱に人気歌手が来るのは楽しみのひとつだし、構わない。ちなみに、第一戦で歌ったのはアラミス・モリセット。個人的には第3戦のスティービー・ワンダーが楽しみ。

 ハーフタイムでのミニコンサートもOK。聞きたくなければコンコースに逃れていればいいし、意外と懐かしい人の歌が聴けたりして、ちょっと得した気分になることもある。きのうの第一戦ではブライアン・アダムスだったのだけれど、20年近く前の記憶のままの姿だったのがスゴイ、と感激(遠目に見ていたからかもしれないけれど)。

P1060526s  しかし、今回はそれだけでなかった。国歌と選手紹介の間に一曲だけとはいえ、ミニコンサートが行われたのだ。きのうはウィル・スミスが"Swtich"を歌っていた。これは、真剣勝負の場ではちょっとなぁ。選手たちにとっても、いつもの試合のリズムと違ってやりにくいのではないだろうか。

P1060528s  選手紹介のときは、両ベンチ脇に大きな優勝トロフィーが置かれ、スターターはその横から出てきた。その前に紹介されるコーチ陣と控え選手たちは、スターターが全員出てくるまでコート上に一列に並んで待っているはずだったのだけれど、あまりにふだんの試合と違うので、勝手がわからないラリー・ブラウンは、自分が紹介されたらさっさとベンチに下がってしまい、慌てたNBAのスタッフに呼び戻されていた。NBAもビジネス、ある程度のショーアップは必要なことだと思うし、オールスターだとそれほど気にならないのだけれど、ここまでやるのはちょっと抵抗感があるなぁ。

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