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2005年9月24日 (土)

FIBA ヨーロッパ選手権レポート (3)

 青木氏から届いたヨーロッパ選手権レポート第三弾です。世界選手権の出場国を決めるという目的からすると、現在行われている準々決勝と、準々決勝敗者による順位決定戦が一番の山場。昨夜はあらたに、リトアニア、ドイツ、スペインが世界選手権出場確定です。

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青木崇のFIBA ヨーロッパ選手権レポート from ベオグラード (3)

9/23 試合結果
世界選手権出場決定戦
 リトアニア 66 ロシア 61

準々決勝
 ドイツ 76 スロベニア 62
 スペイン 101 クロアチア 85

 アンドレイ・キリレンコが、前日の試合で鼻を骨折し、手術を受けたために会場にも姿を現さなかった。エースを欠いたロシアに対し、リトアニアは5人が2ケタ得点を記録し、何とか競り勝ちました。リトアニアはメダルこそ逃しましたが、セット・オフェンスが最もきちんとできるチームであるのは確か。もし、NBA入りしたサルナス・ヤシケビシウス(ペイサーズ)とアルビダス・マシヤスカス(ホーネッツ)がプレイするとなれば、世界選手権ではまちがいなく注目すべきチームです。

Nowitzki1s  ドイツはスロベニアの大応援団のブーイングをものともせず、ダーク・ノビツキーが22点、9リバウンドの活躍によって世界選手権出場決定。「タフな試合だったけど、(世界選手権出場の)目標を達成したよ」と話していました。スロベニアはボブキャッツのプリモー・ブレジッチが13点を記録するも、ホーネッツのボスジャン・ナックバーが13本中3本しかFG成功の9点と、期待にこたfansloveniaえきれませんでした。スロベニアは中4日の休みが、オフェンスのリズムをつかめなかった一因なのは確かで、ナックバーは「僕の意見だけど、グループ1位のチームが中4日も試合がないのは不利で、ちょっとフェアじゃない」と不満を漏らしていました。

 スペインはスロベニアの大応援団のサポートで活気つき、前半での12点差、残り7秒で3点差を追いついて、延長でクロアチアを破りました。クロアチアにとって誤算だったのは、センターのマリオ・カスン(マジック)が1Qで8点、3リバウンドを記録しながら、足首捻挫で2Q以降プレイせず。PGのゾラン・プラニチッチ(ネッツ)も1Q序盤で足首を捻挫し、結局後半は出場しませんでした。
 さらに、ファウルの笛が明らかにスペイン寄り(総数が38-14)の中、土壇場までリードしていました。しかし、73対71の局面でファン・カルロス・ナバーロがフリースローミスしたリバウンドをゴーダン・ギリチェック(ジャズ)が奪うも、バランスを崩してフロアに倒れる。その瞬間、フラン・バスケス(マジックがドラフト1巡目で指名。この試合26点、9リバウンド)がスティールすると、残り3秒でフックショットを決めて同点。延長になると、残り1分半まで一進一退の攻防でしたが、「ばかげた3人についてコメントするのは、私のプライドからふさわしくない」と、レGasol1sフェリーの判定に堪忍袋の緒が切れたクロアチアのコーチ、さらにPGのマルコ・ポポビッチがテクニカルファウルを取られ、予想以上の大差で決着がつきました。
 スペインのテレビ局で解説していたパウ・ガソルは、「レフェリーの笛で頭に来るのは理解できるよ」と話していました。なお、ガソルは来年の世界選手権に参加するつもりと語りました。

 なお、きょう(9/24)は準決勝2試合と、世界選手権出場を決めるスロベニア対クロアチア戦が行われます。
(text & photo by Takashi Aoki)

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