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2005年9月の記事

2005年9月27日 (火)

田臥記者会見@クリッパーズ

P1080708s

 来週のトレーニングキャンプ開始を前に、田臥勇太の記者会見が行われた。場所はクリッパーズが練習場にしているスポーツクラブの一室。クリッパーズとの契約後、特に記者会見を行っていなかったということもあって、日本の新聞、テレビ各社が大勢集まった。ちょうど大リーグがシーズン佳境ということもあって、サンディエゴやニューヨークで取材中だった記者も多かったが、記者会見のために半日だけLAに戻ってきたそうだ。LA地元を含めて5、6台のテレビカメラがあったので、きっと日本でもニュース映像となって流れていることでしょう。

P1080721s  キャンプ開始まで1週間となったこともあって、練習場で行われるピックアップゲームもクリッパーズの正メンバーがかなり集まってきている様子。そのピックアップゲームが終わった直後、汗で濡れたTシャツ姿のまま、田臥は記者会見場に姿を現した。
 彼の取材は、3月、日本帰国直前にロスの空港で話を聞いて以来、半年振りです。一番に思ったのは、「とてもいい表情をしている!」ということ。すでに2度キャンプを経験したということで、これまで2回のキャンプ参加よりは少し余裕があるのかな。プレーの調子もよさそうです(実際にプレーを見るのは来週までお預け)。
 記者会見の内容はクリッパーズに入った気持ち、3年目のNBAトレーニングキャンプに参加する気持ちや、クリッパーズを選んだ理由、などなど。彼の話題はこれからしばらく多くなりそうなので、ボチボチと書いていきます。

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2005年9月26日 (月)

FIBA ヨーロッパ選手権レポート オマケ情報

 ヨーロッパ枠も決まり、これで世界選手権の各地代表枠はすべて埋まりました。となると、次なる興味は、残り4つの招待枠にどのチームが入ってくるか。
 青木氏がFIBA広報から入手した情報によると、招待枠は次の9チームが候補になっており、12月に4チームに絞られるのだそうです。

その9チームとは…

韓国、カナダ、プエルトリコ、ドミニカ、セルビア&モンテネグロ、イタリア、クロアチア、トルコ、ロシア

 アジア1ヶ国、アメリカ大陸3ヶ国、ヨーロッパ5ヶ国という内訳ですが、どういう基準で選ばれるのか、たとえば力と地域的なバランス、どちらをどれだけ優先するのか。それ以上に集客を期待できるチームを優先するのか。こうやって招待枠で出場国が選ばれるのは初めての試みだけに、今後の招待枠のあり方も示すことになりそうです。

2006世界選手権公式サイトにも、各地区予選情報などが掲載されています。

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2005年9月25日 (日)

FIBA ヨーロッパ選手権レポート (5)

 いよいよヨーロッパ選手権も最終日。順位決定戦も入れて4試合という忙しい一日が終わった直後ですが、青木氏からは、早速、最終日のレポートが届いています。優勝はギリシャですが、MVPは準決勝までの活躍目覚しかったノヴィツキ。ドイツは、前回の世界選手権でも、ノヴィツキを中心によくまとまったチームでしたが、どうやら、今回も同じような感じのチームのようですね。
 ちなみに、試合を見たい方は、Media Zoneというサイトで見ることもできます。試合全部を見るのは有料ですが(試合ごとに買う方式と、全試合を見ることができるAll Accessがあります)、ハイライトは無料です。私もここでドイツ対スペイン(Game 36)の試合をダウンロード、とりあえず最後の数分だけ見ましたが、ナバロとノヴィツキの入れあいは圧巻でした。今、無料のハイライトのほうも見ましたが、これでも十分に堪能できます。

Media Zone
http://www.mediazone.com/channel/basketball/jsp/index.jsp

 最後になりましたが、青木さん、取材で忙しいなか、このブログのために連日のレポートを送っていただき、どうもありがとうございました。よかったら、みなさんからもコメントを残してあげてくださいね。ライターにとって、読者の方からの励ましの言葉が一番嬉しいものですので。メールのほうがいいという方は、私のアドレスまで送っていただければ、責任もって転送させていただきます。(宮地)

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青木崇のFIBA ヨーロッパ選手権レポート from ベオグラード (5)

9/25 試合結果
7位決定戦
 クロアチア 92 ロシア 74
5位決定戦
 リトアニア 79 スロベニア 70
3位決定戦
 フランス 98 スペイン 68
決勝戦
 ギリシャ 78 ドイツ 62

 最初の2試合は、順位決定以外意味がなく、正に消化試合。クロアチアは若手のマルコ・トマスの活躍で大勝。リトアニアは前半での24点リードを何とか守りきりました。

tpmp  3位決定戦は、トニー・パーカーがおもしろいようにペネトレイトから得点し、ミケル・ピートラスの3Pシュートが好調だったこともあり、予想外の大差がつきました。パーカーが立て続けにペネトレイトから得点したときには、ベオグラード・アリーナの観客は大喜びで、ベンチに下がったときにスタンディングオベーションを受けていました。

Greece  決勝戦は、準々決勝後中1日あったギリシャが、3日連続の試合で明らかに疲労していたドイツを圧倒し、87年以来となるヨーロッパの頂点に立ちました。ギリシャはセオドロス・パパルーカスを軸に、各ポジションで選手層が厚く、ディフェンスと精神力のタフさがどのチームよりも上回っていたことが、優勝した要因。来年の世界選手権でも、戦術理解度の高いチームバスケットで、メダル候補になることは確実でしょう。

 なお、ベスト5とMVPは次のとおりです。このアワードのプレゼンターには、ブラディー・ディバッツらセルビアの偉大なるスターたちが務めました。

Nowitzki2 ベスト5
 ディミトリオス・ディアマンティディス(ギリシャ)
 セオドロス・パパルーカス(ギリシャ) ※
 ダーク・ノビツキー(ドイツ)
 ボリス・ディアウ(フランス)
 ファン・カルロス・ナバーロ(スペイン)
MVP
 ダーク・ノビツキー(26.7点、10.8リバウンド、1.8ブロック)

※当初、誤った選手名を掲載していましたので、訂正しました。

(text & photo by Takashi Aoki)

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FIBA ヨーロッパ選手権レポート (4)

 ベオグラードで取材中の青木氏から届いたFIBA ヨーロッパ選手権レポート第4回です。準決勝2試合は、どちらも接戦、白熱した試合となったようです。
 準決勝の前に行われた順位決定戦ではスロベニアが勝利。これで、来年の世界選手権のヨーロッパ枠6ヶ国がすべて埋まりました。念のためもう一度書いておくと、ヨーロッパから来年の世界選手権@日本に出場するのは、ギリシャ、フランス、ドイツ、スペイン、リトアニア、スロベニアです。これ以外の国は、FIBA招待枠(全世界で4ヶ国)による出場に希望をつなぎます。

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青木崇のFIBA ヨーロッパ選手権レポート from ベオグラード (4)

9/24 試合結果
世界選手権出場決定試合
 スロベニア 89 クロアチア 80

準決勝
 ギリシャ 67 フランス 66
 ドイツ 74 スペイン 73

Nesterovic  この日最初の試合は、スロベニアがクロアチアに勝ち、世界選手権の出場権を手にしました。スロベニアはラショー・ネステロビッチ、プリモズ・ブレジッチ、イズラム・ローベック(ペイサーズが2巡目でドラフト)がそれぞれ2ケタ得点と、インサイドの攻防でクロアチアを圧倒。クロアチアはエースのゴーダン・ギリチェックが奮闘するも、13点では不十分でした。
 試合後、クロアチアのコーチは「FIBAのイベントでコーチすることは2度とない」と辞任を表明。また、ギリチェックも「FIBAの試合は絶対にプレイしない」と、前日のレフェリーに対する怒りを理由に、こうコメントしました。
 スロベニアのボスジャン・ナックバーは、「世界選手権出場は、スロベニアにとって大きな意味がある。7回目のヨーロッパ選手権で、初めて(オリンピックもしくは世界選手権)権利を手にしたのだから」と、すごくうれしそうでした。

 フランスとギリシャは、試合開始から終盤まで一進一退の攻防。4Q残り47秒にボリス・ディアウのダンクで7点差となった時点で、フランスの勝利は決定的と思われました。しかし、3Pシュートへのファウルで4点差にされると、この試合20点と活躍したトニー・パーカーが39秒にフリースローを2本ともミス。さらに、2本ともフリースローを決めれば、4点差、3点差となる場面で、キャプテンのアントワン・リガデューが1本しか決められない。その結果、2点差で迎えた残り11秒からのオフェンスで、ギリシャは残り3秒にディミトリオス・ディアマンティディスがゴール正面から3Pシュート。これが決勝点となり、ギリシャは決勝進出を果たしました。この大会、チーム最高の14・5点のアベレージを残しているディアウは、「すべてを出し切ったけど、これがバスケットボールさ」と、土壇場での逆転負けの割にはさばさばしていました。

Germany2  ドイツとスペインは、ダーク・ノビツキーとファン・カルロス・ナバーロが、見ごたえのある点の取り合いを演じました。ドイツは4Q残り4分で11点のリードを奪うも、ナバーロは残り2分6秒から8連続得点。残り15・2秒で決めたランニングショットで、スペインは73対74と逆転に成功。しかし、ドイツはその直後のオフェンスで、ノビツキーにボールを渡すと、左ベースラインからの1対1から残り3・9秒にジャンプシュートを決めて再逆転。劇的な勝利を手にしたドイツが、ギリシャとのファイナルに駒を進めました。
 大会の平均得点でトップ2のノビツキーとナバーロは、それぞれ27点。ノビツキーは最後のシュートについて「表現のしようがない」と語り、決勝戦については人生で最も重要な試合と口にしていました。

 個人的には、ギリシャとドイツの決勝はまったく予想していませんでした。ただ、この2チームに共通していることは、チームとしてのメンタルタフネスがすばらしい点にあると思います。決勝もエキサイティングな試合が期待できそうです。
(text & photo by Takashi Aoki)

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2005年9月24日 (土)

FIBA ヨーロッパ選手権レポート (3)

 青木氏から届いたヨーロッパ選手権レポート第三弾です。世界選手権の出場国を決めるという目的からすると、現在行われている準々決勝と、準々決勝敗者による順位決定戦が一番の山場。昨夜はあらたに、リトアニア、ドイツ、スペインが世界選手権出場確定です。

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青木崇のFIBA ヨーロッパ選手権レポート from ベオグラード (3)

9/23 試合結果
世界選手権出場決定戦
 リトアニア 66 ロシア 61

準々決勝
 ドイツ 76 スロベニア 62
 スペイン 101 クロアチア 85

 アンドレイ・キリレンコが、前日の試合で鼻を骨折し、手術を受けたために会場にも姿を現さなかった。エースを欠いたロシアに対し、リトアニアは5人が2ケタ得点を記録し、何とか競り勝ちました。リトアニアはメダルこそ逃しましたが、セット・オフェンスが最もきちんとできるチームであるのは確か。もし、NBA入りしたサルナス・ヤシケビシウス(ペイサーズ)とアルビダス・マシヤスカス(ホーネッツ)がプレイするとなれば、世界選手権ではまちがいなく注目すべきチームです。

Nowitzki1s  ドイツはスロベニアの大応援団のブーイングをものともせず、ダーク・ノビツキーが22点、9リバウンドの活躍によって世界選手権出場決定。「タフな試合だったけど、(世界選手権出場の)目標を達成したよ」と話していました。スロベニアはボブキャッツのプリモー・ブレジッチが13点を記録するも、ホーネッツのボスジャン・ナックバーが13本中3本しかFG成功の9点と、期待にこたfansloveniaえきれませんでした。スロベニアは中4日の休みが、オフェンスのリズムをつかめなかった一因なのは確かで、ナックバーは「僕の意見だけど、グループ1位のチームが中4日も試合がないのは不利で、ちょっとフェアじゃない」と不満を漏らしていました。

 スペインはスロベニアの大応援団のサポートで活気つき、前半での12点差、残り7秒で3点差を追いついて、延長でクロアチアを破りました。クロアチアにとって誤算だったのは、センターのマリオ・カスン(マジック)が1Qで8点、3リバウンドを記録しながら、足首捻挫で2Q以降プレイせず。PGのゾラン・プラニチッチ(ネッツ)も1Q序盤で足首を捻挫し、結局後半は出場しませんでした。
 さらに、ファウルの笛が明らかにスペイン寄り(総数が38-14)の中、土壇場までリードしていました。しかし、73対71の局面でファン・カルロス・ナバーロがフリースローミスしたリバウンドをゴーダン・ギリチェック(ジャズ)が奪うも、バランスを崩してフロアに倒れる。その瞬間、フラン・バスケス(マジックがドラフト1巡目で指名。この試合26点、9リバウンド)がスティールすると、残り3秒でフックショットを決めて同点。延長になると、残り1分半まで一進一退の攻防でしたが、「ばかげた3人についてコメントするのは、私のプライドからふさわしくない」と、レGasol1sフェリーの判定に堪忍袋の緒が切れたクロアチアのコーチ、さらにPGのマルコ・ポポビッチがテクニカルファウルを取られ、予想以上の大差で決着がつきました。
 スペインのテレビ局で解説していたパウ・ガソルは、「レフェリーの笛で頭に来るのは理解できるよ」と話していました。なお、ガソルは来年の世界選手権に参加するつもりと語りました。

 なお、きょう(9/24)は準決勝2試合と、世界選手権出場を決めるスロベニア対クロアチア戦が行われます。
(text & photo by Takashi Aoki)

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2005年9月23日 (金)

FIBA ヨーロッパ選手権レポート (2)

 ベオグラードでFIBA ヨーロッパ選手権を取材中の青木崇氏から、レポート第二弾が届きました。決勝ラウンド1日目、準々決勝2試合についてです。勝ったギリシャとフランスは来年夏の世界選手権での来日が決定です。

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青木崇のFIBA ヨーロッパ選手権レポート from ベオグラード (2)

9/22 試合結果
準々決勝
 ギリシャ 66 ロシア 61
 フランス 63 リトアニア 47

Kirilenko1  昨日書いた展望は、見事に外れました。ロシアは1Q序盤に13連続得点などで11点のリードを奪い、前半で試合の主導権を完全に握っていました。20点、16リバウンド、3ブロックのアンドレイ・キリレンコは、攻防両面で強烈な存在感を示すなど、やはりNBAのスターであることを証明していました。しかし、3Qになってロシアは、シックススマンのガード、セオドロス・パパルーカスのドライブを止められず、キリレンコ、ビクトル・クリャッパ、セルゲイ・モンヤというNBAプレイヤーたちがファウルトラブル。217cmのセンター、アレクセイ・サブラチェンコは3Qでファウルアウトとなるなど、ゴール付近のディフェンスで大きな影響が出てしまいました。ディフェンスがおかしくなるとオフェンスもリズムを失い、ノーマークのジャンプシュートがことごとくリムに嫌われる。アメリカ生まれでロシアの市民権を得たガード、ジョン・ロバート・ホールデン(CSKAモスクワ所属)は19本中4本しかFGを決められない。ギリシャは3Q中盤以降に9連続得点で逆転し、そのまま逃げ切りました。きょうの試合を見た印象で、ギリシャはすごく精神的にタフなチームという気がしました。世界選手権でも上位進出は十分に考えられます。

Diaw  2試合目も、まったく予想外の展開でした。リトアニアは18日以来の試合ということもあり、オフェンスにまったくリズムがなく、ターンオーバーを連発。1Qで得点はわずかに6。一方のフランスは、サンズのボリス・ディアウが1Qで2本の3Pシュートを決めるなど、セルビア・モンテネグロを破った勢いを維持し、2Q序盤で22対6までリードを広げました。リトアニアは3Q終盤で8点差まで詰めましたが、フランスは落ち着いて試合を進め、終わってみれば16点差の快勝。
 この試合、トニー・パーカーは先発しなかったのですが、5アシストを記録するなど試合をコントロール。ちょっとだけマーベリックスにいたベテランガード、アントワン・リガデューが11点、ディアウは18点、11リバウンドと中心プレイヤーがきちんと活躍。また、210cm以上が一人だけとサイズで不利ながらも、リバウンド(47-35)を完全に支配していました。
Parker1  パーカーは試合後、「僕たちはすばらしいディフェンスをしたよ。リバウンド? サイズなんか関係ないね。ジャンプ力のあるヤツがそろっているから」とコメント。2年前のヨーロッパ選手権準決勝、オリンピック出場をかけたリトアニア戦でフランスは残り2分まで試合をずっとリードしながらも、逆転負けしていました。そのこともあり、パーカーは「今回の勝利はすごくうれしい。スパーズで2度リングを手にしたから、今度は国のために貢献したかった」と、素直に喜んでいました。

fanlithuania  本日は、世界選手権の出場を決めるロシア対リトアニアの順位決定戦、スロベニア対ドイツ、スペイン対クロアチアの準々決勝があります。個人的に注目していることは、スロベニアのビッグマンたちがどのようにダーク・ノビツキーに対処するかです。ちなみに、パーカーは「ダークを止めることはできないよ。とにかくしつこくディフェンスするしかない」と言っていました。2試合目はゴーダン・ギリチェックとゾラン・プラニニッチ、ファン・カルロス・ナバーロ(ウィザーズが3年前にドラフト2巡目で指名)とホセ・カルデロン(このオフにラプターズと契約)のガード陣のマッチアップが、勝敗の命運を分けるような気がしています。パウ・ガソルは出場していませんが、スペインはまちがいなく強いです。
(text & photo by Takashi Aoki)

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2005年9月22日 (木)

FIBA ヨーロッパ選手権レポート (1)

 デトロイト在住のライター、青木崇氏が、ベオグラードで行われているFIBAヨーロッパ選手権の決勝ラウンド取材に行っています。来年夏に日本で行われる世界選手権出場チームを決める大会だけに日本のファンにとっても様子が知りたいところ。その割に日本語での情報露出はまだまだ少ないので、このブログにもレポートを送ってもらうことにしました。
 1回目のレポートは、エリミネーションラウンドでフランスに敗れ、決勝ラウンド進出を逃したセルビア・モンテネグロについてと、今夜の2試合の展望です。
 ヨーロッパからの世界選手権出場枠は6。決勝ラウンド進出は8チーム。つまり、セルビア・モンテネグロは、決勝ラウンドに進出できなかった時点でヨーロッパ枠での世界選手権出場を逃したことになります(まだ招待枠での出場の可能性も残っているので、完全に出場できないと決まったわけではありませんが…)。(宮地)

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青木崇のFIBA ヨーロッパ選手権レポート from ベオグラード (1)

newspaper  セルビア・モンテネグロのコーチは、フランス戦に敗れ、世界選手権出場を逃した後の会見で、プレイヤー同士の人間関係がひどかったことを暴露。また、辞任することも明らかにしました。試合後のロッカーでは、マルコ・ヤリッチとイゴール・ラコセビッチ、ブラデミール・ラドマノビッチとデヤン・トマセビッチが乱闘をしたという報道が出ました。写真の新聞紙面をホテルの人に聞いたところ、大見出しは「青いギャングたち」という意味でした。中央にある見出しは、ラドマノビッチとブラド・スセパノビッチとミラン・グロビッチ、ヤリッチとラコセビッチが険悪だったと説明してくれました。コーチもコメントしていましたが、チーム内の最大の問題は、ここのプレイヤーのエゴが強すぎ、チームプレイを忘れてしまったことでした。

 ホテルの人(スポーツ好きの60くらいのおじさん)は、「個々のエゴだけでなく、裏で政治が絡んでいることも大きな問題」と言い、さらに、地元開催におけるこの結果は、屈辱以外の何ものでもなかったようで、「落ちるところまで落ちたよ」と口にしていました。状況が改善されるまでには、時間がかかるかもしれないというのが彼の意見でした。なお、紙面の横にダーコ・ミリチッチのことが書いてありますが、内容は「どのようにプレイしたらいいのかわかっていない」と、バスケットボールIQが低いことを指摘するものでした。

 今夜から準々決勝で、ロシア対ギリシャとリトアニア対フランスの2試合が行われます。第1試合は、アンドレイ・キリレンコとビクトル・クリャッパのNBAプレイヤー2人がいい仕事をしてことからも、ロシアが有利でしょう。第2試合は、リトアニアが1次リーグの好調さを維持すれば、順当に勝つと思いますが、フランスも勢いに乗っていると思うので、土壇場までもつれそうな気がします。なお、このオフにサンズへ移籍したボリス・ディアウは、スロベニア戦で11本すべてのフリースローをミスする珍記録を樹立しました。大会を通じて活躍しているのですが、フリースローには相当苦しんでいるようです。このことでも、リトアニア戦でのディアウには注目するつもりです。
(text & photo by Takashi Aoki)

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2005年9月 9日 (金)

ウィリアム・ピッペン

 スコティ・ピッペンの甥、ウィリアム・ピッペンが東京アパッチ(bjリーグ)に入るというニュースを見つけて、思わず「プレイバック」のカテゴリーを追加。

 下は2年前、ソルトレイクでのサマーリーグ(ロッキーマウンテン・レビュー)でとった写真とインタビューです。ピッペン甥はポートランド・トレイルブレイザーズからサマーリーグに出てました。ちょっぴりシャイ(恥ずかしがりや)おとなしい少年でした。
 このときのサマーリーグの様子は、昔のscrapbookにもありますので、リンクしておきます(ウィリアム・ピッペンの写真も一番最後に一枚アリ)。このときのブレイザーズ・サマーリーグはNBA選手の身内が多くて、ピッペンのほかにも、ザック・マーブリー(ステフォン・マーブリー弟)もいました(リンク先のピッペン写真の左)。アパッチさん、ザックもいかが?
http://homepage1.nifty.com/yokomiyaji/scrapbook/200307.html#0718

WilliamPippen030724aa

【Playback】  ウィリアム・ピッペン ミニインタビュー
  2003.7.26 Rocky Mountain Revueにて

サマーリーグでの自分のプレーを自己評価。
「中くらいだね。悪くもなかったと思うけれど、すごくよくもなかった」

大学でもポイントガードをしていたの?(このサマーリーグでウィリアムはポイントガードをしていた)
「大学では、ほとんど3番だったけれど、1番もやっていたんだ」

おじさんのスコティからもバスケットボールを学んだの?
「もちろん。僕にとって彼はすばらしいお手本で、大きな影響を受けた。彼のようなプレーをしようと心がけているんだ」

それじゃ、彼の真似をして背番号33番をつけているのかな?
「そうなんだ。33番にふさわしいプレーをしなくてはいけないんだけれどね。まだ33番にふさわしいプレーはできていないけれど、努力はしている。33番をつけ続けるためにはおじさんに認めてもらう必要があるんだ」

背丈はおじさんとほとんど同じくらいかな?
「そうだね。彼のほうが1インチ(約2.5cm)くらい高いけれどね」

あなたがサマーリーグでプレーしていることに関して、スコティは何と言ってますか?
「とにかくコートの上で努力し、最善を尽くすようにと言ってくれている」

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