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2006年1月 9日 (月)

復活への道のり

P1110669s これも年末のニューヨークでの取材分。
 ニューヨークでは、藤野素宏選手にも話を聞いてきた。3年前の夏から渡米している藤野選手、今季はNYロングアイランドにあるABAストロングアイランド・サウンドでプレーしていたのだが、12月頭、試合中にアキレス腱断裂の大怪我。12月末に会ったときには、左足はギプス、松葉杖という姿だった。

 アキレス腱断裂って、一昔前(いや、「十年ひと昔」だとすると二昔前か?)だと、トップアスリートにとってはキャリア終了を意味するくらいの致命傷だったわけだけど、今は十分に一線に復帰できる。たとえばNBAでもドミニク・ウィルキンスがアキレス腱断裂後に復帰したことがあった(…って、これもすでに10年以上前の話だ)。ただし、リハビリはバスケットボールができるまでで半年と長く、かなり根気が必要だ。藤野選手も、会ったときにはまだリハビリを始めるどころか、松葉杖もとれていない状態だったので「実感がわかない」と言っていたものの、その一方で「これでやめるわけにはいかない」と、リハビリをしてコートに復帰し、再びNBA挑戦を続けるとの思いを語ってくれた。

 ちなみに、彼は早稲田大学ではフィギュアスケートの村主章枝さんと同学年。同じ帰国子女同士で気が合い、さらにアスリート同士で刺激を受けあうことも多かったらしい。実は村主さんは一時、シカゴの我が家にホームステイしていたこともあって(別に藤野くんからの紹介だったわけではない)、私も応援している。バスケットボール選手だと、応援しながらも、どこか客観的に見なくてはというスポーツライターとしての歯止めがかかるのだけど、フィギュアスケートの記事は書くことがないので、とにかく一ファンとして応援している。
 そんなこともあって、このときも藤野選手のことについて取材をしていたはずが、いつの間にか二人して村主さんのトリノ五輪出場権獲得の話で盛り上がっていた。
 その村主さんも、今シーズンは怪我で自分の持てる力を出し切れずに苦しんだシーズンだったのだ。でも、オリンピック出場枠がかかった年末の全日本選手権では見事に復活して優勝、念願だったトリノ五輪出場を勝ち取っていた。我が家にいた2年前の夏のときから「とにかくトリノ五輪に出たい」と、五輪への熱い思いを語っていた人だけに、このニュースは私もすごく嬉しかった。藤野選手も、「やりたいと言っていたことを成し遂げてしまうのだからすごい」と感嘆することしきり。同年代(実は2人は誕生日も1日違い。村主さんが大晦日生まれで、藤野選手が元旦生まれなのだ)の村主さんの頑張りに、これからリハビリをする藤野選手自身がかなり元気をもらったはず。

 ところで、その藤野選手が今年の誕生日(つまり元旦)を機にブログを始めた。デザインを一新するまで公開は待ってと言われていたのだが、ようやくかっこいいデザインで仕上がったようで、公開のゴーサインをもらった。ほかのアスリートのブログを研究して、どんなブログにしようという構想も練ったらしい。マメに更新するとのことなので楽しみ。  藤野選手のブログ

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