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2006年6月13日 (火)

NBAファイナル・レポート(3) 表情

 ファイナルの間は、毎日30分前後、選手やコーチの取材をする時間がある。記者会見場(両ヘッドコーチ+スタープレイヤー)とフロアやロッカールーム(残りの選手)は同時に行われるので、どっちに行くかを選択する必要がある。記者会見場でのやり取りは、すべてあとから文字に起したものが出てくるのであとまわしにすることも多いのだが、それでもできる限りその場で取材するようにしているのがシャキール・オニールとエイブリー・ジョンソンの記者会見。
 シャックについては8日のレポートで書いたが、エイブリーもまた別の意味で見逃せない。まず、とにかく表情が豊か。言っていることもとても説得力があるし、存在感もあるのだが、あの特徴ある声を聞き、マンガチックな表情の変化を見ていると妙に和むのだ。

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基本形。質問を聞くときも真剣。別に、質問している記者をにらんでいるわけではない(…と思う)。

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真剣に答える。考えながら話しているのか、よく上目遣いになる。

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手の表情も豊か。真ん中は、珍しく物憂げな表情!?

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たまに笑顔も見せます。

 1週間、ファイナルを取材して、エイブリーの七変化のような表情を見てきて、もしかしたらこれはエイブリーのヘッドコーチとしての素質のひとつなのではないかと思うようになった。彼自身はいつでも真剣すぎるほど真剣で、選手にも多くのことを要求してくる。あの声や表情でなかったら、選手のほうも息詰まってしまうんじゃないだろうか。何というか、あの表情も声も、エイブリーのカリズマ性を作り出す道具になっているのだ。

P1120953s_1  元祖カリズマ・ヘッドコーチのパット・ライリー。記者会見中の表情はエイブリーほど変化に富んでいない。


 さて、シリーズはダラスでの最初の2試合が終わってマブスの2勝。マブスのオフェンスは、エイブリーの表情のように多彩で、一方のヒートのオフェンスは記者会見中のライリーの表情のように単調だった。地元マイアミに戻っての今夜の第3戦、果たしてヒートのオフェンスはもっと多彩になることができるのかどうかに注目。きょうはライリーの試合前の記者会見も覗いてみよう。

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