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2006年8月22日 (火)

中国、崖っぷち

P1150599s  世界バスケも予選ラウンドの折り返し点を越え、予選は残すところ2日。そろそろ各チームの明暗が分かれてきた。札幌ではアメリカがダントツで飛び出ており、その下にスロースタートな割に勝負強いイタリア、札幌で一番の応援団を持つスロベニア、きょうの中国との熱戦に勝利して決勝ラウンドが近づいたプエルトリコ、あとがない中国、セネガルと続いている。

 この左の写真は大会2日目、20日にミックスゾーンで撮影したもの。この日はアメリカ相手に敗れたものの、後半に手ごたえを感じられたということで、ヤオも気持ちよく取材に答えていた。
 しかし、きょう22日は中国はプエルトリコ相手に4Qの10点リードを守れず、オーバータイムの末に痛恨の3敗目。ヤオは4Qの半ばでファウルアウトしてしまい、4Q後半とオーバータイムはベンチから眺めるばかりとフラストレーションがたまる試合だった。試合後、ロッカールームから出てきたときにはミックスゾーンで待ち構えるメディアの前を素通り。中国人メディアが声をかけて呼び止めると、中国語で何やら一言いって去っていってしまった。某Y記者が隣にいた中国人メディアに聞いてくれたところによると、「(質問は)レフリーに聞いてくれ」と言ったのだとか。ただし、そのあと他の中国人メディアから「そんなことは言っていない」と言われたらしいので信憑性は…?

※8/23補足。中国人の通訳の人に確認した最新情報では、ヤオは「5人と8人で戦ったら、5人で勝てるわけがない」というような意味のことを言っていたらしい。

 何にしても、ヤオがこの日のファウルコールにかなり不満を感じていたことは確か。確かにラモスから頭突きを受けながらダブルファウルを取られていたし、サンティアゴが勝手に倒れたような感じに見えたときもヤオのオフェンスファウルではあったけれど、国際大会ではこれも勝負の運のひとつ。10点リードを守れなかった中国のつめが甘く、諦めずに追い上げたプエルトリコの粘り勝ちだった。

 土・日には中国人の大応援団がいたのだけど、平日になって帰ってしまったのか姿が見えず。この試合こそ応援が欲しかったところだったのに。…と思っていたら、中国メディアがまるで応援団のかわりのように声援を送るわ、ゴール下のカメラマンがプエルトリコのフリースローのときに写真そっちのけでタオルを振るわ…。←これはさすがに注意されていた。このタオル振りのカメラマン、プエルトリコの選手がフリースローをミスしたらガッツポーズで喜んでもいて、プエルトリコのカメラマンと一触即発状態になったらしい。これが原因で、さすがに撮影許可証にもあたるカメラマンのビプス(上から着るチョッキのようなもの)を取り上げられていたとの噂。
(メディア証の裏に「応援すること、サインを求めることは不可」とはっきり書かれているようなアメリカで記者を始めた私としては、たとえ国対抗の試合でも記者が取材しながら声援をあげることにすごく抵抗があるのだけど、どうも中国的にはOKらしい。ほかには、イタリア人記者も毎試合かなり熱い。ま、これはイタリアが毎試合後半で逆転という試合をしているからでもあるのだけれど)

 3敗した中国にとっては、決勝ラウンド進出はかなり厳しい状況。4年前にインディアナポリスの世界選手権で見たときよりはいいチーム、可能性を感じられるチームになってきているんだけれど、まだ世界の壁は高い。

 その4年前の世界選手権に興味ある方がいるようでしたら、下のリンク先をどうぞ。自分で読み返しても、ちょっと懐かしい。このときは今より、かなりマメに更新してましたね…。
http://homepage1.nifty.com/yokomiyaji/scrapbook/200208.html
http://homepage1.nifty.com/yokomiyaji/scrapbook/200209.html

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