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2006年10月の記事

2006年10月29日 (日)

レイカーズに日本人選手!?

P1170119s_2  レイカーズのプレシーズン試合で、黄色のレイカーズ・ホーム・ユニフォームを着た日本人選手を発見。スタンドで応援する一ファンではなく、ステープルズセンターのフロアで、観客の前でプレーしてました。エイプリルフールではなく、本当の話。

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 この日本人選手、名前は廣瀬昌之。ユニフォームの背中にも、ちゃんと「MASAYUKI」と入ってます。チームのポイントガードで、背番号はなんと24番! ん? 24はコービーの新しい番号のハズ。

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P1170110s_2  種明かしをしましょう。廣瀬さんのチームの正式名称はFast Breakin' Lakers Wheelchair Team。レイカーズがスポンサーとなっている車椅子バスケットボール・チームです。レイカーズ戦のハーフタイムで、チーム内のスクリメージを見せていました。最近、レイカーズに入ったという廣瀬さん、通いやすいチームに申し込んだところ、たまたまそれがレイカーズだったのだとか。シーズン中も何度かハーフタイムにスクリメージが見られると思うので、レイカーズの試合を見に行って、ハーフタイムにFast Breakin' Lakersが出てきたら、背番号24の廣瀬さんをお見逃しなく。

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2006年10月28日 (土)

トライアウト

P1170061s  少し前のことになってしまったが、10月半ば、アナハイムに新たにできたDリーグ(NBADL)のトライアウトを取材した。2日間に渡って行われ、日本人では大宮宏正選手、澤岻直人選手の二人が参加していた。お金(150ドル)さえ払えば誰でも受けられる一般公募トライアウト(オープントライアウト)で、日本人も多いLAなので他にも挑戦する日本人選手がいると思ったのだが、結局この2人だけ。

 このトライアウトは、NBAの下部組織であるDリーグのトレーニング・キャンプに参加する選手を選ぶためのもの。といっても、実際にこのトライアウトから選ばれてキャンプに参加できるのは最小1人~最大5人。アナハイムの場合、全部で130人くらいがトライアウトを受けていて、その中から5人をキャンプに招待するということだったので26倍の競争率だ。もちろん、キャンプに参加できてもそこからロスターに残るまでにはさらなる競争が待っている。

 1日目は午前(60人)と午後(70人)に分かれていた。この日取材したのは午後だけだったので午前組の大宮選手は見ることができなかったが、話によるとブロックなどでけっこういいプレーも見せていたらしい。
 澤岻選手は積極的にドライブインを決めていて、日本人選手にとって課題となることが多い「トライアウトで目立つ」という点では合格。チームメイトが頼りない分、自分でやらねばという気持ちになったのがよかったようだ。トライアウトでは自分の能力を最大限に見せるために、多少割り切って、少しばかり自分勝手かと思うようなプレーをすることも必要になってくるのだ。
 澤岻選手は決してスピードがあるというわけではないのだが、ディフェンスの間をするりと抜けてレイアップまで持っていくのが巧い。ディフェンスが集まってきて叩かれても、きっちりボールをキープしてシュートかパスまでもって行く。まわりのレベルがあまり高くなかったことを差し引いてもいいプレーをしていたと思う。

P1170051s  2日目の朝は1日目に参加した全員が再び集合。昼の時点で30人余りにカットされることになっていた。
 しかーし、ここで事件発生! 全員集合のはずの午前中に大宮選手の姿がない。身体の具合でも悪くなったのかと思って連絡を取ってみると、集合時間を午後だと勘違いしていたらしい。いくら英語力不足からくる勘違いとはいえ、ふつうなら午前のセッションに来なかった時点で脱落とみなされてチャンスは与えてもらえない。しかし運がいいことに、前日の大宮選手のプレーがよかったという評判を聞いた台湾系のオーナーが、同じアジア人選手でそれだけいい選手ならもう少し見てみたいとコーチ陣に交渉してくれて、なんとか午後からの選抜組のワークアウトに入れてもらえることになった。
 澤岻選手も昼のカットを無事に潜り抜けて、午後はようやく2人ともが揃った。さすがに午後に残った中にはマイナーリーグ経験豊富な選手も何人かいる。7フッターの選手はいないのだが、大宮選手と同じくらいの2m前後の身長の選手も多い。むしろ、それくらいの身長の選手にいい選手が多かった。
 そんな中で、大宮選手は自分をどうやってアピールしたらいいのかわかっていないような印象を受けた。自分より背が高い選手がほとんどいなかったのだから、もっとリバウンドに思い切って飛び込むなどしてもいいんじゃないかな~と思ったのだが、どうもタイミングがあわない。彼の場合、アメリカでやるためには3番(スモールフォワード)のスキルを身につけなくてはいけないと練習しているわけだが、マイナーリーグのトライアウト・レベルでは身長は一番高いほうになる。まだ苦手な外のプレーより、こういうときは思い切って中のプレーで見せ場を作るのも手だと思うんだけどな。
 トライアウトやマイナーリーグで難しいのは、上に行くために必要なプレーと、その場で目をつけてもらうためのプレーが違うこともあるということ。自分の売りはこれ、という軸を作っておき、あとはその場にあわせて臨機応変なプレーをすることも必要になると思う。

 一方の澤岻選手は1日目と同じようにドライブインを決めたり、外からのシュートもそれなりに決めてはいた。この日残っていたガードの中ではよかったほうだと思う。とはいえ、ガードの選手はNBAをカットされて落ちてくる選手の中にもいい選手が多いので、最後にはそういった選手と比べられ、入れるかどうかが決まるのだろう。

 このトライアウトの結果は今の時点ではまだ出ていない。台湾系オーナーは、日本人選手を応援したいという気持ちを持ってくれているようなのだけれど、果たしてどうなるのやら。二人とも、この次の週末には、同じくDリーグのベイカーズフィールド・ジャムのトライアウトにも参加。70人の参加選手から2日目に参加できる20人には文句なしで残ったらしい。とはいえ、ベイカーズフィールドはトライアウトからキャンプに招待するのは1人だけという方針らしいので、なかなか厳しい道のりだ。

 中川和之選手の日記を見ると、彼もDリーグ・チーム、アイダホ・スタンペードのトライアウトを受けたとのこと。残念ながら、キャンプ招待とはいかなかったようだけれど。
 ほかにも「ここでも日本人選手がDリーグのトライアウトを受けていたよ」という情報をお持ちの方、ぜひ教えてくださいね。

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2006年10月 3日 (火)

New faces

P1160786s_2P1160850s   きょう(10/2)はレイカーズのメディアデーだった。写真は、新しい背番号、24のユニフォームを着たコービー・ブライアントと、クリッパーズから移ってきた新顔のブラディ・ラドマノビッチ。
 明日からトレーニングキャンプが始まるが、コービーはまだ膝が100%の状態ではないらしく、明日は様子を見ながら軽く練習というつもりらしい。開幕までには間に合う、と本人は断言。
 そしてフィル・ジャクソンはキャンプ入りを前に明日、股関節の手術。去年、レイカーズのHCに復帰する前に問題になっていたことだが、この夏、トレーニングなどで治そうとしたものの、あまりよくならなかったため、家族と恋人のジニー・バスの勧めで手術をすることにしたらしい。練習復帰まで1週間ほど。 それまではカート・ランビスが指揮を執る。すでに、コーチ陣の間ではこの1週間ほど、キャンプ中の練習の計画などを綿密に練っていたそうで、ランビス以外にも、フランク・ハムレン、今年からレイカーズ復帰のジム・クレモンスとHC経験があるアシスタントコーチ陣が揃っている練習メニュー的にはジャクソンの不在が問題になることはなさそうだ。ただし、ジャクソンが怒鳴るのとランビスが怒鳴るのとだと、迫力はかなり違いそうだ。

P1160728s  こちらは、一足早く、先週金曜(9/29)にメディアデーを行ったクリッパーズ。プレイオフで熱戦を戦ったフェニックス・サンズからティム・トーマス(写真左・向かって左)が新顔として移籍してきた。
P1160755s  クリッパーズはこのメディアデーのあと、夜の便でドイツ経由、17時間かけてロシアへ。夏に結婚し、数週間前に男の子が生まれたばかりというコーリー・マゲティは、赤ん坊から離れるのがつらいらしく、「本当はロシアなんて行きたくないのにさ、まったくコロレフ(右の写真。クリッパーズ2年目のロシア人選手)のせいだぞ!」とブツクサ…。
 しかし、せっかくクリッパーズがロシアに行くというのにクリッパーズの番記者は誰も同行しないのだという。「本当は行きたいんだけど、経費がかかりすぎだから行けない」とLAタイムスの番記者のジェイソン。
 実はこのところアメリカの新聞社はどこも予算難が深刻で、世界バスケも、現地で取材したいのに予算の関係で行けないという記者が多かった。実際、来日して取材していたアメリカ人の新聞記者は片手で数えられるくらいだったのだ(通信社とESPNのウェブライターを加えても両手で十分なくらい)。これじゃ、アメリカでの報道が盛り上がらないはずだワ。まぁ、こういうときこそ頼りになるのはNBA.comと、(日本では見られないけれど)NBA TV。しかし、NBA.comの写真を見たら、ロシアはすでに寒そうだな~。

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