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2007年8月26日 (日)

アメリカ大陸予選(2) 大会中のBirthday Boys

 アメリカ大陸予選はきょう(8/26)で予選ラウンドが終了した。きょうは、その予選ラウンド中に誕生日を迎えた2人のアメリカ代表選手の話(予選ラウンドの成績と、二次ラウンド進出チームはこの記事の最後に掲載)。

P1210331s  一人は8/23に29歳の誕生日を迎えたコービー・ブライアント。予選ラウンド2日目、対USバージン諸島戦の日だった。

 ラスベガスはレイカーズが毎年プレシーズン試合を開催していることもあって、レイカーズ・ファンが多い街。それだけに、スーパースターだらけのアメリカ代表の中でもコービーに対する声援が一番多い。

 ちなみに二番目に多くの声援を受けているのがアマレ・スタッドマイヤー。フェニックスもラスベガスに近く、毎年、レイカーズのプレシーズン試合@ラスベガスの対戦相手だから…かな。そして、唯一ブーイングを受けているのはコーチK。これは、アンチ・デュークの大学バスケファンがそれだけ多いからだ。7月の青白試合のときにはJJレディックもブーイングを受けていた。

 そんなわけで、この日のスタンドにも、きょうがコービーも誕生日だと知っていてプラカードを持ってきたり祝福の声援をかけるファンが大勢いた。それだけならNBAの試合でもよく見かける光景で珍しくも何ともないのだが、3Q、コービーがフリースロー・ラインに立って、まわりの観客が静かになったとき、コービー・ファンの一団(4、5人の男性ファン)がいきなり、♪Happy Birthday to you~♪と歌いだした。そして、最後には会場全体がいっしょになって♪Happy Birthday, dear Kobe♪の合唱。こんな光景は初めて見た。緊迫した試合ではありえない光景。試合開始と同時に勝敗ば決したようなこの試合だからありえたことかも。
 コービーがさすがだったのは、そんな想定外のことをされても集中力を乱されることもなく、きちんと集中して2本のフリースローを沈めたこと。そして、フリースローを2本とも決めたあとに、最初に歌いだしたファンに向かって手をあげて、Thank you と感謝していたから、歌ったファンもファン冥利につきたのではないだろうか。
 試合後に、コービーに、過去にフリースローラインでHappy Birthday の歌を歌ってもらったことがあったか聞いたところ、「いや、これが初めて。だって誕生日に試合があったのも初めてだからね」とのこと。言われてみれば確かに、米代表としてプレーするのが初めてのコービーにとって、これまで誕生日は夏のオフの間のイベントだったわけだ。

P1210268s_2  そしてもう一人、その翌日の8/24に28歳になったのはマイケル・レッド。8/24はアメリカは試合がなく、練習も休みで完全オフ日だったので、レッドはゴルフをして誕生日を過ごしたらしい。
 レッドはこの代表チームではコービーのバックアップ(控え)。コービーがアグレッシブなディフェンスでファウルがかさむと、かわりにレッドが入ってきて3ポイントを降らせるという、なかなか絶妙なコンビだ(いっしょにプレーするわけではないけれど)。
 レッドのすばやいリリースからの3ポイントは、今回のアメリカ・チームの大きな武器となっていて予選ラウンド最初の2試合では、カメロと並んでチーム最多得点(17点、22点)をあげている。22点の試合は、いってみれば誕生日前夜祭だったというわけだ。みんな、コービーの誕生日に注目していたから、実はレッドも誕生日前夜だったということに気付いていた人がほとんどいなかったというのも、なんとなく彼らしい。

 この大会中に誕生日を迎える選手はこの2人のほかに、アルゼンチンのカルロス・デルフィーノ(トロント・ラプターズ)(8/29)、ウルグアイのエステバン・バティスタ(アトランタ・ホークスFA)(9/2)。ウルグアイが9/2(決勝と3位決定戦)に試合をすることができるかどうかはまだわからないが、アルゼンチンは確実に8/29に試合がある。しかも注目のブラジル戦!だ。

■二次ラウンド進出チーム決定
 予選ラウンド(グループラウンド)の日程がすべて終了、二次ラウンドに進出する8チームが決まった。予選ラウンド最終戦、パナマ対アルゼンチンは、パナマにとって勝てば二次進出、負ければ大会終わりという瀬戸際の試合。一時は勝利が目の前に見えるほど粘ったのだが、オーバータイムで力尽きた。

◎予選ラウンド成績
 グループA
  アルゼンチン(4勝0敗)
  ウルグアイ(3勝1敗)
  プエルトリコ(1勝3敗)※
  メキシコ(1勝3敗)※
  パナマ(1勝3敗)※→二次ラウンド進出ならず
※3チーム同成績のときのタイブレーカー(該当チーム間の得失点差)により、パナマは二次ラウンド進出ならず。

 グループB
  アメリカ(4勝0敗)
  ブラジル(3勝1敗)
  カナダ(2勝2敗)
  ベネズエラ(1勝3敗)
  バージン諸島(0勝4敗)→二次ラウンド進出ならず。

◎二次ラウンド
 パナマとバージン諸島を除く8ヶ国が進出、それぞれ、自分が所属していないグループの4ヶ国と対戦する。予選ラウンドの成績は、脱落したパナマとバージン諸島との対戦成績は省いて二次予選に持ち越しとなる。
 二次予選はどの国も、明日から4日間の連戦。予選ラウンドはそれぞれ1日ずつ休みがあったのだが、休みが初日だったアルゼンチンはなんと8連戦! 選手層の厚さ、選手起用の仕方も勝敗に大きく影響してくる。   

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