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2007年9月15日 (土)

EuroBasket 2007 (2) 9/12 二次ラウンド最終日

 マドリッドでヨーロッパ選手権(北京五輪ヨーロッパ予選)を取材中の青木崇氏からのレポート第二弾が届きました。二次ラウンドの最終日、9月12日のレポートです。

 1戦目、ドイツ対イタリアは、勝ったチームは準々決勝進出、負けたチームは大会終わりという瀬戸際のチーム同士の試合。
 2戦目、フランス対トルコは、すでに準々決勝進出を決めていたフランスと予選敗退が決まっていたトルコとの試合。トルコは3年後の世界選手権に向けて戦力を上げていきたい時期のはずですが、厳しい結果となりました。
 そして、最後のリトアニア対スロベニアは、この大会好調の2チーム同士の対戦です。

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★青木崇レポート ヨーロッパ選手権 9月12日★

■ドイツ 67-58 イタリア
Dirk_vs_barnanis  両チームともシュートが不調で、ハーフタイムのスコアは27-27。ダーク・ノビツキーは3Q終盤にベンチに下がった時点で、14本中3本しかFGを決められずにいた。しかし、この日のドイツはベンチプレイヤーが奮闘。ノビツキーがベンチに下がっている間に、ヨハネス・エアベア(ウエスト・バージニア大出身)が2本、ヤン・ヤグラ(ペン州大出身)が1本とNCAA経験者の3Pシュートによって、4Q開始時に46対37とリードを奪った。
 イタリアはウォリアーズにドラフトされたガード、マルコ・ベリネリが25点と奮闘。しかし、4Q中盤にノビツキーが2本連続で3Pシュートを決め、残り2分でエアベアの3Pシュートをアシストしたことが、イタリアの追撃を振り切る要因となった。イタリアにとっては、大会を通じてアンドレア・バルニャニ(ラプターズ)が不調だったのが誤算。平均12・7点を記録するも、FG成功率はわずか37%だった。

(ドイツ)
ノビツキー:15点、10リバウンド
エアベア:15点
「我々にはこの勝利が必要だったし、チームが一体となってプレイしていた。何本かシュートを決めたことで、僕だけでなくチームにも自信を与えることができた」
(イタリア)
ベリネリ:25点(3P3本、10本すべてのフリースロー成功)
バルニャニ:10点、6リバウンド
「結果にはガッカリ。調子がいまひとつだったことには、すごくフラストレーションを感じている」

■フランス 85-64 トルコ
Memos_2   この試合を前に2次ラウンド敗退が決まったトルコ相手に、フランスはボリス・ディーオの18点という活躍もあり快勝。トニー・パーカーの出場時間がわずか21分と、疲労の少ない状態で準々決勝のロシア戦に臨める状況を作ったのは、フランスにとってプラス材料だった。
 トルコは昨年の世界選手権でベスト8進出。ユーロバスケットでは、ヒドゥ・ターコルーとメメット・オクァーの代表復帰で、オリンピック出場に大きな期待が寄せられた。しかし、2年前のユーロバスケット同様、攻防両面でチームとして機能しない状況が続き、チェコ相手の1勝という無残な結果に終わった。

(フランス)
ディーオ:18点、5リバウンド
パーカー:10点
「厳しいグループ戦が続いたから、無事準々決勝に進めたことではハッピー。ロシア戦では、ターンオーバーから速攻での失点を防ぐことがカギだと思っている」
(トルコ)
カヤ・ペカー:19点
ターコルー:9点
オクァー:5点(今大会での平均は9・4点、FG成功率はわずか32%)

■リトアニア 80-61 スロベニア
Sarass  1次ラウンドから5戦全勝同士の対決は、4人が2ケタ得点を記録したリトアニアが快勝した。この日のリトアニアは、ラムナス・シスカウスカスとダリウス・ソンガイラがチームを牽引し、前半から試合をコントロール。大黒柱のサルナス・ヤシケビシウスは、故障していた左太ももの裏側を悪化させ、2Q終盤でベンチに下がると、後半は1分もプレイしなかった(準々決勝の出場は試合直前の状況次第)。
 しかし、スロベニアは得点パターンが豊富で、シュート力も抜群なシスカウスカスを止める答えがなかった。パナシナイコスでユーロリーグ制覇に貢献し、このオフにCSKAモスクワに移籍したシスカウスカスは、現在のヨーロッパで最高レベルのスイングマンと言える。スロベニアは、15点を記録した司令塔、ヤカ・ラコビッチの孤軍奮闘以外いいところなし。3Qで点差を2ケタにされると、4Qで反撃することなく大敗を喫した。

(リトアニア)
シスカウスカス:21点
ソンガイラ:17点
「チームはいい感じで戦っている。昨年と違い、サラス(ヤシケビシウス)とシスカウスカスがいるしね。次の相手がクロアチアだろうがギリシャだろうが、我々には勝つチャンスが十分にある」
(スロベニア)
ラコビッチ:15点、3アシスト
「リトアニアは強豪であり、我々よりもいいプレイをしたということさ。次のギリシャ戦に向け、集中を高めていくしかない」

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