« キャメロン・クレイジー体験 | トップページ | レトロナイト »

2007年12月30日 (日)

9ターンオバーで得たもの

P1230673s なぜデュークに行ったかというと、このチーム、この選手。ユタバレーステイト大(UVS)の中山明日実選手だ。今季のスケジュールが決まった直後、「デュークと試合をすることになりました!」という連絡をくれた。
 昨シーズン、松井啓十郎選手のコロンビア大がデュークと対戦したことがあって、NCAAは(日本人選手がいるチーム以外)あまり取材することがないだけに、「これはデュークをホームで見ることができるチャンス!」と、ぜひ行きたかったのだが、別取材と重なって行くことができなかった。そんなわけで、中山選手から連絡をもらって以来、「今度こそデュークに行こう!」と思っていたのだった。

P1230700s P1230712s_2

P1230791s_3  試合は61対95でユタバレーの完敗。とはいえ、ユタバレーにとっては、この試合は、自分たちがどこまで通用するのか、この先、前進するために何が必要なのかを測る試合だったので、勝ち負けも得点も関係ない。
 中山選手も、なんと、自己最多記録という9ターンオーバーをしてしまったけれど、それも、これからを考えると決して悪いことではないと思う。無難に、安全にプレーしたら、ターンオーバーはもっと減らせたかもしれないが、挑んで、向かっていっての9ターンオーバーだったのだから。ちなみに、左の写真でマッチアップしているのが、デューク#4のアビー・ワナー。この日、彼女は10スティール(デューク新記録で、ACCの歴代記録タイ)をあげている(うち中山選手が4本を献上…(苦笑))。

 この試合で何より印象的だったのは、終わったあとの中山選手の第一声。大敗で、ミスも多かった試合だから、どんなコメントになるかなと思ったら、第一声、満面笑顔で「楽しかった~!」 
 強いところとの対戦を楽しいと思える気持ち、もっとやりたいと思う気持ち。それって、前に進むためには一番大事なものだと思う。次にランク校と対戦するときには前半だけでも競ることができるようになるかもしれない。そしてその次に対戦するときには試合を通して競ることができるかもしれない。先が楽しみになる一言だった。

 試合について、今シーズンのUVSについては、月刊バスケットボール3月号(1/25発売)の"Crossover USA"のページで取り上げる予定。月刊バスケットボールでは、中山選手のアメリカ挑戦日記、Bear Fruit in Utahも連載中です。

|

« キャメロン・クレイジー体験 | トップページ | レトロナイト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100884/17529254

この記事へのトラックバック一覧です: 9ターンオバーで得たもの:

« キャメロン・クレイジー体験 | トップページ | レトロナイト »