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2008年2月の記事

2008年2月20日 (水)

デビュー戦

P1240443s_3   トレードから半月以上たって、やっとパウ・ガソルがホームデビュー。トレードが成立したのが9試合の長期遠征が始まった直後で、遠征後にはオールスター・ウィークエンドをはさんでいたからだ。
 地元デビュー戦ということもあって、メディアからもファンからもかなり注目された1戦。クリス・ロックやキャメロン・ディアスなど、有名人も大勢来ていた。
 試合前には、記者会見場が特別に用意されて会見。スペインのメディアや地元ヒスパニック系のメディアもあわせて10人程来ていたので、まずはスペイン語で5、6分、さらに英語で5、6分。
 試合後は、ロッカールームでの囲みだったので、英語とスペイン語の質問が交互に飛び交っていたのだが、パウは躊躇することなく、瞬時に切り替えてスペイン語にはスペイン語、英語には英語で受け答え。英語の発音もネイティブ並で、アメリカ人も「訛りがない」と感心するほど流暢だった。
 トレードからお預けをくらった状態だったレイカーズ・ファンは、試合前のスクリーンでパウの映像が映るだけで大喝采。試合も大勝で、タコスのクーポン券ももらい(相手チームが100点未満でレイカーズが勝つとファン全員に配られる)、詰め掛けたレイカーズ・ファンは大満足だったことでしょう。

P1240472s_4 この人もきのうがデビュー戦。キングス→ホークスにトレードになったばかりのマイク・ビビー、ホークスのユニフォームでの初試合だった。レイカーズの仇敵キングスの選手だったからか、選手紹介のときだけでなく、試合中もボール持つたびにブーイングの嵐。最後には足を痛めてロッカールームに下がるし(かかとを痛めたそうで、シューズを履き替えてベンチに戻ってきていた)、試合はホークスの大敗だし、パウとは対照的に散々なデビュー戦だった。
 ホークスの次の試合(今夜)は@サクラメント。いきなりトレード後2試合目にして古巣での試合だ。いったい、サクラメントのファンはどんな反応をするのだろうか。
 そして、そのあとさらに3試合も遠征での試合が続く。きっと、ホームに戻ったら、待たされているファンからその分大きな喝采を受けることでしょう。

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2008年2月19日 (火)

NBA All-Star Weekend 2008 (3)

P1240398s ジャズの発祥地でもあるニューオリンズは街に音楽が溢れる街。街を歩いていると、あちこちから音楽が聞こえてきます。中には、こんな子供も。写真左のこの子、なんと11歳なのだそうなのですが、歌もトランペットもうまい。ただ単に技術的に上手というだけでなく、心をつかむ巧さ。通りかかった人たちが、みんな聞きほれてました。P1240391s

 日曜夜のNBAオールスター・ゲームでも、選手紹介、アメリカ国歌、ハーフタイム・ショーと、ニューオリンズの音楽がたっぷり。残念ながら忙しくて写真を撮り忘れてしまったので、興味がある人はNBA.comや25日に発売されるHOOPなどに掲載される写真を見てくださいね。ジャズ好きの人、ニューオリンズ音楽好きの人にはたまらない豪華メンバーでした。親子(エリス&ブランドン・マルサリス)や兄弟(アート&イバン・ネイビル)など、家族でミュージシャンだったり、あるいは師弟、弟子の間柄にある人たちが共演したり、こうやって伝統の心と技術は受け継がれていくんだなぁと、あらためて感じ入っていました。

 技術と心の継承といえば、NBAも同じですね。ニューオリンズといえば、ニューオリンズ・ジャズで活躍したピストル・ピートこと、ピート・マラビッチ。彼が40歳の若さで亡くなってすでに20年たちますが、それでも今年のオールスターではあちこちで彼が称えられ、ピートの妻や息子たちも招待されてオールスターに来てました。
P1240255s  そして、そのピートの継承者となりそうなクリス・ポール。初めてのオールスター出場、しかもホームでの開催と、初めてのことづくしで大忙しだったようです。土曜昼のメディアセッションで話を聞いたら、「顔を見たらわかると思うけれど、昨日の夜も全然寝ていないんだ。それくらい忙しい」とのこと。何度もアクビしてました。
 それだけ疲れていても、やるときはやるのがスター。ポールも、土曜のスキルズ・チャレンジ、そして日曜のオールスターゲームともに魅せてくれました。
 惜しくもどちらも優勝やMVPは逃したけれど(オールスターゲームはウェストが勝っていたら彼がMVPだったはず)、スキルスチャレンジは決勝に進んでデロン・ウィリアムスとの対決があったり、オールスター・ゲームでは差がついた試合を、最後にあそこまで接戦にして盛り上げるなど、週末全体を通して考えれば、まさにMVP。
 今はまだ観客動員で苦労しているニューオリンズだけれど、彼がいる限りはファンは増えていくはず。そういえば、ポールはニューオリンズの街について、「この街がどんどん好きになってきている」とも言ってました。考えれば、カトリーナ直前にドラフトされた彼にとって、今シーズンはニューオリンズを本拠地として1年目のシーズンだものね。
(写真は(1)に書いた復興プロジェクトで訪れた学校の部屋壁に貼られていたクリス・ポール。等身大かな?)

 オールスターゲームについて、詳しくは25日発売のHOOP4月号に書きましたので、ぜひその記事を読んでくださいね。試合が終わってから約4時間で書き上げた渾身(?)の長文(4000字)原稿です。
 実は告白してしまうと、私は原稿を書くのが遅いので、速報系の記事は大の苦手。本当はこの原稿も試合が終わって2時間半くらいで書き上げなくてはいけなかったのですが、アリーナからホテルに戻る最終バスが出る時間になっても書きあがらず、締め切りを少しだけ延ばしてもらって、何とか書き上げました。それでも、今年は全体として素晴らしいオールスター・ウィークエンドで、その締めくくりにふさわしいオールスターゲームだったので、原稿としては書きやすかったんですけれどね。もっと時間をかけての原稿は、3月25日発売の月刊バスケットボール5月号に執筆予定です。

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2008年2月17日 (日)

NBA All-Star Weekend 2008 (2)

P1240363s  これは、ニューオリンズ・アリーナ近くの建物の壁に描かれた広告。ティム・ダンカンとケビン・ガーネットというベテラン・オールスター・ビッグマンにはさまれて、広告の中央にいるのは若きドワイト・ハワード。オールスター・サタデーのスターは彼でした。

P1240378s  詳しくは次号のHOOPやNBA.comを見てもらうとして、「ダンク、大好き!」という彼、ダンクコンテストでいろんなことを見せてくれました。見世物としてのパフォーマンスもすばらしかったし、でも、それだけでなく、思わず叫んでしまうようなすごいダンクの連続。特に、空中での一人時間差攻撃(勝手に命名。一度ボードにぶつけてからのダンク)のダンクは、ビッグマンだけど、ボールハンドリング力があるハワードならではのダンク。
 ハワードには負けたけれど、去年のチャンピオン、ジェラルド・グリーンも、カップケーキのろうそくを吹き消しながらのダンクや、シューズを脱いでソックスでのダンクなど、いろいろ工夫をこらしてましたね~。ソックスでのダンクは、審査員の一人、ドクターJいわく見た目以上に難しいダンクなのだそうで(ダンクをしたことがない私でも、ソックスでジャンプすることを思えば、その難しさは想像つきます)、ハワードも「やってみようとも思わない」だとか。

 ダンクコンテストだけでなく、他のコンテストも高いレベルで盛り上がり、とても素晴らしい、さすがNBAというオールスター・サタデーでした。関係者の間では、1988年のシカゴでのオールスター・サタデー(ジョーダン対ドミニクのダンク合戦のとき)以来の盛り上がりだったのではないかとの声も聞かれたほど。
 さて、残るはいよいよメイン・イベント、今夜のオールスターゲーム。取材する立場の私も、気分が盛り上がってきましたヨ。

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2008年2月16日 (土)

NBA All-Star Weekend 2008 (1)

P1240319s_2

 ニューオリンズで行われているNBAオールスターに来ています。

 これは、ホテルの部屋から見える風景。右下の建物の壁のように、街のあちこちのビルがNBA関係の広告で飾られていて、オールスタームードはたっぷり。

P1240274s  今回のオールスターは、ハリケーン・カトリーナ後の街の復興を手伝い、街を盛り上げるという目的もあるので、きのうはメディアセッションのあと、選手たちも各地の復興プロジェクトに出向いて、金槌やペンキのハケを持って作業。選手だけでなく、選手の家族、イベントに参加する有名人、引退した選手、そしてコミッショナーも自ら参加。一般のボランティアもあらかじめ登録して作業に参加できるようなシステムになっていました。

P1240308s

 夜のルーキーチャレンジ(1年目対2年目の試合)でMVPを取ったのは、キャブスの2年目ガード、ダイエル・ギブソン。放ったシュート20本はすべて3ポイント。そのうち11本を決めて33得点。今夜の3ポイントコンテストでも一躍優勝候補。この写真では見えないけれど、髪型は星型に剃りこんだオールスター仕様です。

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