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2008年6月の記事

2008年6月19日 (木)

NBA Finals 2008 (4) 歓喜

 優勝決定の第6戦から2日がたったけれど、まだボストンにいる。

P1270315s_5  きのうは、朝までかかって最後の原稿を書いたあと、夕方から学生時代にサマースクールで1ヶ月過ごしたハーバード界隈を散策。立ち並ぶ店はだいぶ変わっていたけれど、寮や図書館など、大学の建物は今も当時のまま。
 変わり行くものと、変わらないものと。そういえば、セルティックスも選手が入れ替わり、ガーデンも新しくなったけれど、伝統、セルティックス魂は変わらず。

P1270379s  そして、きょうは昼前の優勝ラリーを見に行ってきた。ガーデン前のラリー出発の様子を見て、少し先のルートまで歩いて(ファンが一斉に移動して、まるで民族大移動のようだった)、選手たちが乗った車(ダックツアーで使う水陸両用の車)が通るのを再び見る。そして、最後にセルティックス・ファン貸切状態の地下鉄に乗ってラリー終点のコップレースクエアへ。到着したときは、すでにラリーは終わった後だったけれど、まだ大勢のセルティックス・ファンで沸きかえっていた。久しぶりの優勝だけに、ファンの盛り上がり、エネルギーがすごい。平日の昼間とは思えないほどの人、人。みんなセルティック・グリーンに身を包み、歓喜の雄たけびを上げ、誰からともなく始まる"Let's Go Celtics!"や"Defense"の合唱に口をあわせていた。アウアバックに敬意を示すかのように葉巻を吸っていたファンも何人もいた。

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NBA Finals 2008 (3) 感涙

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 写真は2日前の優勝決定後の記者会見から。質問に答えながら、感極まってしまった二人。これが、この優勝のすべてを物語っている。
 これまで優勝とは縁遠く、悔しい思いをたくさんしてきたセルティックスの面々。悔しい思いをした分だけ、強くなれるのだということを、あらためて思い知らされたファイナルだった。完璧な選手なんていないけれど、欠点がある選手たちも、集まれば完璧に近いチームになれるのだということも感じたファイナルだった。

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2008年6月16日 (月)

NBA Finals 2008 (2) Not in Our House

P1270195s すっかり間があいてしまいました。(1)を書いたあとにボストンに5日間滞在、そのあとLAに戻って1週間。そして、きょうまたボストンに戻ります。長距離移動はきついけれど、でも買ってあった航空券が無駄にならなくてよかった。

 セルティックス3勝、レイカーズ2勝。
 両チームの今の実力を比べると、セルティックスのほうが上だと思う。何よりあのディフェンスはすばらしい。そしてここからはホームコートアドバンテージもある。コービーだけを徹底してつぶすディフェンスは、ボストン(レイカーズにとってのロード)でやればより有効だしね。

 ただしチームのコンディションがいいのはレイカーズのほう。セルティックスは若手に怪我人が続いて、ベテラン選手の負担が大きくなってきている。長距離移動のあとの第6戦、そのあたりがどう影響するのだろうか。

 第4戦で大逆転を食らったあと、「ボストンのファンに比べて声援がしょぼい」と批判されていたLAのファン。きのうの第5戦ではかなり頑張っていた。これがレイカーズにとってはステープルズセンターでの最終戦。試合が終わったあと、選手が観客席に向かって感謝の拍手をしていたのが印象的。

 さて、今から荷造りをして出発します。Back to Boston! 

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2008年6月 4日 (水)

NBA Finals 2008 (1) 雨のボストン

P1260835s ボストン到着。着いたら雨だった。滅多に雨が降らないLAでの気候に慣れてしまった私は荷物に傘を入れ忘れ、初日からずぶぬれ。明日からの予報が雨ではなく曇りなのが救い。

 レイカーズもきのうの夜にボストン到着し、きょうはファイナル前日のメディアセッションが行われた。
 ボストンのガーデン(今の正式名称はTDバンクノース・ガーデン。ここは新しくできてから、なんと33度も名前が変わっているのだ。そのあたりのいきさつは2007年3月号HOOPのHoop Scoopに書いているので、興味ある人はバックナンバーを読んでみてください)に来るのはいつ以来かな。旧“ボストンガーデン”の最後のシーズンにナンバーで記事に書くために何度か通い、その後、新“ガーデン”になってからも1、2回来た覚えがあるけれど、もしかしたら十年ぶりくらいになるのかもしれない。
(ちなみに、写真のセルティックス・マークが入った建物は“ガーデン”ではなく、“ガーデン”の向かいにある建物です)

 今年のNBAファイナルはボストン・セルティックス対ロサンゼルス・レイカーズ。久しぶりに伝統の一戦の復活ということで、この数日のアメリカのメディアは大盛り上がり。新聞やラジオには昔話や因縁話があふれ、ESPNクラシックス(昔の試合を放映する専門局)では、数日前から80年代のセルティックス対レイカーズのファイナルを放映している。さすがに私も80年代のNBAファイナルは取材していないが、それでも、この両チームのファイナルというのは感慨深い。

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 さて、左はそんな80年代にどっぷり両チームのファンとして育った2選手。ロサンゼルスで育ち、子供の頃は大のレイカーズ・ファンだった現セルティックスのポール・ピアス(左)と、80年代セルティックスの一員、ビル・ウォルトンの息子で、子供の頃には父親の影響を強く受けてセルティックス信者だったという、現レイカーズのルーク・ウォルトン(右)。二人とも、今ばかりは、子供の頃に応援していたチームの優勝を妨げることが最大の目標だ。
 そういえば、ルークの父、ビルは腰痛のためにこのところNBAの解説も休んで自宅休養中、テレビに出ていなかったのだが、きのう久しぶりに自宅からテレビの中継取材を受けていた。
「私はいつまでもセルティックスの一員だ。そして父としてはいつでも息子を応援している」だそうで、結局どっち? ルークいわく、「父はとても忠誠心が強い人だから」とのことなので、ルークの活躍を応援しつつ、セルティックスの勝利を願う…のかな?(実はルークが父のライバル・チームでプレーするのはレイカーズが初めてではなく、アリゾナ大時代にも、同じPAC10のライバル、UCLA出身のビルとの間でよくトラッシュトークが行われていたらしい) 

  オマケ。世界中から集まった報道陣に混じって、こんなレポーターもいた。トロント・ラプターズのクリス・ボッシュ。手に持っているマイクに"Tonight Show"と書いてあることからもわかるように、NBAファイナルの期間中、NBCの人気トーク番組"Tonight Show"の特別特派員を務めるらしい。
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