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2009年4月16日 (木)

welcome back!

 また更新の間があいてしまいました。気づけば1ヶ月ぶりの更新。そうこうする間に、NBAはきのうでレギュラーシーズン終了です。

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 さて、シーズン最終日の昨夜は、クリッパーズ対サンダーの取材に行ってきた。両チームとも、とっくにプレイオフ出場の可能性は消えていて、両チームのファン以外は誰も興味がなさそうな試合だけど、それでも今のサンダーは来シーズンが楽しみないいチームになってきているから見逃せない。

 正直言って、今シーズンのクリッパーズは見ているのもつらい試合が多く(例外はエリック・ゴードンの活躍。彼だけが今シーズンのクリッパーズを見る楽しみというファンも多かったはず)、この最終戦もクリッパーズ側から見ると、ホームコートでの41点差の敗退と、とても見るに耐えない試合だったのだけど、それでも会場に行ってよかったと思えるシーンがあった。それは3Qの5分40秒。サンダーの速攻で、ワトソンからのパスを受けて、ショーン・リビンストンがワンハンドのアリーウープダンクを決めたのだ。

P1160742s  リビンストンといえば、昨シーズンまではクリッパーズにいた選手。長身でボールハンドリング力が抜群で、運動能力もあり、バスケットボール感覚も優れていて、ペニーと比べられたこともあり、クリッパーズの将来を担う選手になると期待されていた。
 ただ何しろ細くて、怪我も多かった。そしてその極めつけのように、2年前の2月下旬、何ということのない速攻のプレーでレイアップからの着地で膝を痛めてしまった。あのときも会場で取材していたのだけれど、衝撃のシーンだったなぁ。何しろ、特に他の選手と接触があったわけでもなく、レイアップから着地した瞬間に膝が変な方向に曲がって倒れてしまったのだ。
 診断の結果は膝の前十字靭帯、内側十字靭帯、後十字靭帯損傷に加えて膝蓋骨脱臼。手術と丸2年のリハビリをしてもまだ試合に戻ることはできず、結局、去年夏にFAとなってクリッパーズを去っていた。

#クリッパーズは2年契約(しかも1年目のギャランティー付)をオファーしていたらしいけれど、リビンストンは環境を変えたいということでヒートと契約。1月にグリズリーズにトレードになり、すぐにカットされ、Dリーグを経て、3月末にサンダーと契約したばかり。

 実はヒートにいる間にも一度LAでのクリッパーズ戦があったのだけど、その日はショーンはアクティブ・ロスター入りできず、試合に出られなかった。つまり、きのうはあの故障以来、初めてステープルズセンターで公式戦に出場した試合だったのだ。しかも、故障以来初のNBA先発出場。そしてダンク! これには、クリッパーズ・ファンも勝敗関係なしに喝采を送っていた。

P1000320s  故障後初のダンクというわけではないけれど、ステープルズ・センターのコートでのダンクだったということが大きい。故障したときとは反対側のゴールだったけれど、このコートで、クリッパーズ・ファンの前でダンクしたということで、ショーンのリハビリ&復活の道がようやく完結したと言えると思うのだ。
 試合後、サンダーのロッカールームに行ってショーンにそう言うと、彼も「本当にそうだと思う。心に響いた。ようやく元に戻ったという気分だ」と嬉しそうな笑顔。故障のときのことを思い出したりすることもなかったとのことで、本当によかった。Welcome back, Shaun!

(左上の写真は2006年10月、クリッパーズのメディアデーで撮影。右上の写真はきのうの試合で撮影。後姿だけど、手前、水色ユニの14番がショーン。ここに映っているクリッパーズ・ベンチ側のゴール左側が、2年前にショーンが怪我したスポットだった)

リンク先はきのうの試合のハイライト映像。3Qにショーンのダンク・シーンもあります。
4/15 Oklahoma City Thunder @ LA Clippers

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