日本代表対ホーネッツ(SLT)
日本代表とホーネッツのサマーリーグチームの練習試合。10分Q×5(1回はオマケ)、得点は日本83-ホーネッツ139140(テーブルオフィシャルの記録間違いだったのか、試合後にホーネッツに1点が追加になりました)。まさに完敗ですが、完敗だったからこそ見えてきた課題もあるのではないかと思います。11人(竹内譲次選手はまだ合流していないので)が全員出場。倉石HCいわく、これからジョーンズカップにかけて、ローテーションやロスターの組み合わせをいろいろ試してアジア選手権に向けて固めてきたいとのこと。
個人的に、この試合一番のマッチアップだったのはこちら。ホーネッツが6月のドラフトで1巡目指名したUCLA出身のダレン・コリソンと、先発PGで出た柏木選手。コリソンのすばやいプレーや長い手に悩まされる場面もあった一方で、柏木選手がうまく身体をつかってコリソンの背中側にまわりこむような巧いプレーもあり、手ごたえを感じた面もあった模様。
ちなみに、試合をしたコートは地下にある練習コート。今回、日本代表の3試合はサマーリーグの公式試合ではなく、言ってみれば練習試合のような扱いのようです。照明も暗くてカメラマン泣かせで、私のカメラと腕では上の写真がせいいっぱい。上のメインコートで行われているサマーリーグとはまったく別世界でした。
【7/13追記】
各選手の得点を、私が試合中につけていたノートをもとに計算してみました。見落とした得点があるほか、見間違いもあるかもしれないので、参考程度に。
竹内(公) 22点
山田 13点
柏木 11点
伊藤 9点
桜井 7点
岡田 6点
折茂 6点
石崎 3点
五十嵐 2点
網野 2点
不明(見落とし) 2点
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コメント
いつも貴重な情報ありがとうございます。
バスケが好きで、もちろん日本を応援している者として
今回の記事には思わずコメントしてしまいました。
これが現実なんですね!
日本代表最強チームに対し、方やドラフト1巡目とは言え大学生も混じるサマーリーグチームでこの点差!
しかも地下コートでの練習試合扱い(笑)
しかし倉石さんを始め今の日本でのベストメンバーでの武者修行?でしょうから今後に期待です。
日本のマスコミからは、なかなか事実が伝わって来ない中、陽子さんの記事は本当に貴重で、
シカゴ在住の頃からのファンです。
また楽しい記事期待しています!
投稿: masa | 2009年7月11日 (土) 21時25分
代表チームの扱いではないですね。悲しい現実ですね。
僕はサッカーもバスケと同じくらい好きなので、いつもサッカーと比べてしまいます。Jリーグが発足して、日本のサッカーのレベルは上がったと思います。日本人を馬鹿にした、外国人選手や、外国人監督もいましたけど、長い目で見たら、日本のレベルアップに貢献してきたと思います。今の日本のバスケ界は、サッカーのjリーグ発足前よりも、深刻だと思います。言い分はあるでしょけど、jリーグの様な統一したリーグがまず必要だと思います。種目は違うけど、jリーグから、日本のバスケ界は学ぶ事はあるんじゃないかと思います。それから、個人的には、アメリカ一辺倒もどうかなという気がしますね。アメリカが世界のバスケをリードしてるのは間違いないですけど、アメリカ以外にも目を向けるのも、一つの方法かなという気がします。アメリカ人以外の外国人選手も、国内リーグで沢山みたいし、代表の場合、ヨーロッパの国(個人的には、リトアニアやギリシャがいいと思ってます。)をモデルにするのもいいんじゃないでしょうか?容易な事ではないですけど、いろいろ試して、レベルアップして、次アメリカに行く時は、もっとまともな対応をしてもらえるような、レベルになって欲しいです。
投稿: 増田康幸 | 2009年7月12日 (日) 08時08分
現地レポートありがとうございます。
日本協会のレポートの中にビッグマン3人でチームの半分を得点したstatsが載っていて、2m以上が9人のチーム相手にビッグマンは通用し、他は完全に高さで抑えられたと見ました。
遠く昔の米国大学チームを招いて北原さんらが日本代表として対戦した頃、その後 Magic Johnson All-Stars や NIKE Hoop Tour などで相手をしてもらった頃も、日本代表はとにかく速さ・高さで歯が立ちませんでした。
山田、竹内ら外で撃てるビッグマンの起用が当たっているところを見ると、結局は高さがバスケットという競技の戦いのミソだと言えそうですね。
もう一日(?)あるので、選手個人個人が、そしてチームとして、何かを得て欲しいところです。ガンバレにっぽん!
続報お待ちします。
投稿: kawashiman | 2009年7月12日 (日) 19時04分
レポありがとうございます。感謝してます。
こういった機会が与えられたのはNCAAでコーチングされたホッブズHCの影響もあるのでしょうか?
毎年、数試合だけでもサマーリーグに参加できれば(もしくわ練習試合)日本選手のレベルは少しずつ上がっていくでしょうね。川村選手や竹内譲次選手も頑張ってますから久しぶりに希望がもててます。
これからもレポ楽しみにしています。
投稿: T-31 | 2009年7月12日 (日) 20時22分
>masaさん
はい、これが現実です。去年はイラン代表が、おととしは中国代表がサマーリーグに参加していましたが(中国は全試合が正式なスケジュールに組み込まれた試合。イランはDリーグ選抜との2試合は練習試合扱いで別会場)、中国がキャブスに1点差で勝っただけで、残りは全敗ですから。ちなみに、このときの中国の平均得点は65.2点、平均失点は82.2点でした。日本というよりも、アジア全体の底上げが必要ですね。
>増田さん
確かにコートは地下の暗いところですが、レベル的にまだ上のコートで観客を入れてやるほどではないのも事実ですからね。サマーリーグのスケジュールに組み込まれなかったのは、日本代表がサマーリーグ参加を打診した4月の段階ではすでに参加チームや日程がほぼ決まっていたからだそうですが、間に合っていたとしても実力を考えると難しいかもしれません。こういった練習試合でも、相手をしてもらえるだけ貴重な経験だと思いますよ。
>個人的には、アメリカ一辺倒もどうかなという気がしますね。
そこまでアメリカ一辺倒ではないとは思いますけれど…。ジェリコHCを代表コーチに招聘していましたし、海外遠征も意外とアメリカに来ることは少ないです(アメリカにいて代表を取材する機会は本当に少ないのでよくわかります)。今回も、中止になった遠征はヨーロッパのほうを予定していたと聞きました。
>アメリカ人以外の外国人選手も、国内リーグで沢山みたいし
確かにそうなんですが、ヨーロッパの選手は、ヨーロッパでプレーする場がたくさんあるのと、そちらのほうがお金も稼げるので、なかなか日本に来てもらうのは難しいと聞いたことがあります。アメリカは選手層が厚い割に、NBAに入れる人数は限られていますから、獲得しやすいのでしょう。
>kawashimanさん
>2m以上が9人のチーム相手にビッグマンは通用し、他は完全に高さで抑えられたと見ました。
ホーネッツは、先発ガードの2人が今年のドラフト選手で能力が抜けていて、ビッグマンは全員、去年は海外やマイナーリーグでやっていたFA選手たちでしたから、それでビッグマンが通用したというのもあるかもしれません。高さだけでなく、パワーや速さにもやられていました。特にトランジションの切り返しの速さにはなかなかついていけないようで、これも慣れて身体にしみこませるしかない、と倉石HCは言っていました。
>T-31さん
>こういった機会が与えられたのはNCAAでコーチングされたホッブズHCの影響もあるのでしょうか?
正式な話はNBAジャパンからNBAにリクエストしたわけですが、おそらく、その前段階でホッブスHCから関係者に話を根回ししておいてくれたからスムーズに通ったのではないか、とNBAジャパンの担当者から聞きました。
投稿: 陽子 | 2009年7月14日 (火) 08時42分
ビッグマンについて;
今回のアジア大会でのセンター登録は伊藤だけで、ジョージはSFでした。
ビッグマンのビッグマンたる由縁はなんでしょうか?
ビッグマンキャンプについて、何かエピソードを教えて頂ければと思います。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kawashiman
にて、ビッグマン(キャンプ)を中心に書き始めています。
また、タイトルに「宮地 陽子さんの目でみる日本バスケ」もエントリーさせて頂きました。
済みません。
投稿: kawashiman | 2009年9月14日 (月) 23時19分
>kawasimanさん
>ビッグマンのビッグマンたる由縁はなんでしょうか?
うーん、難しい命題ですね。
少し広い定義になってしまいますが、サイズを生かしたプレーができる選手、でしょうか。
>ビッグマンキャンプについて、何かエピソードを教えて頂ければと思います。
ビッグマンキャンプ、実は一度も取材したことがないのです。
今から思うと、ピート・ニューウェルさんがまだバリバリ教えていらした頃に行ってみたかったですね。
HOOPに連載しているコーチ列伝で、少し前にピート・ニューウェルさんを取り上げたのですが、そのときに資料として集めて読んだ本や記事には、ビッグマンキャンプのことも多く書かれていました。
それによると、ビッグマンキャンプのエッセンスは正しいフットワークを教えること、だそうです。
「シュートの質はフットワークに左右される」
「ボールをもってプレーするのは全体の10%(の時間)にすぎないが、足を使ってプレーするのは100%」
どちらも、ピートさんの言葉です。
エントリー確認しました。
日本のバスケについてはあまり頻繁に書いているわけではないのですが、そうやってまとめていただくと、私もいろいろと思い出します。
審判の笛については、実は今回、サウスケントで早川ジミー選手からも同じような話を聞きました。彼いわく、高校時代はちょっとした接触でファウルを取られてしまうので、ファウルを恐れて、まったく思い切りプレーができなかったのだとか。
ちなみに、サウスケントのチームでは身長では低いほうから4番目でしたが、なんとベンチプレスではチームで一番重くまで持ち上げていたほどのパワーの持ち主で、私が見たピックアップゲームでは大きい(けれど細い)アメリカ人選手の中に入って、リバウンドをもぎとってました。
投稿: 陽子 | 2009年9月16日 (水) 23時07分
命題への回答、ありがとうございました。
男子10位に途方に暮れてる頃に返して頂いてたのですね。
気づかずに、済みませんでした。
そして、ピート・ニューウェルさんの言葉、ありがとうございます。
彼の「PLAING BIG」が原文で手元にありつつも、一体読めるのかどうかわかりませんが、この「信念」がわかっただけでも、とてもいいヒントになりました。
ジミー選手は、まさかガード寄りのプレーはしていないということですね。一旦は、諦めたのですがビッグマン寄りのスタイルであれば、将来楽しみです。
さっそく、追加エントリーを書きました。↓
投稿: kawashiman | 2009年9月25日 (金) 07時46分
訂正;
男子10位から、1ヶ月経ってました。f^^)
投稿: kawashiman | 2009年9月26日 (土) 08時15分