昔ライバル、今チームメイト
ブログではすっかりご無沙汰してました。ツイッターは気楽に書けることもあって、取材ネタなどちょこちょこと書いているので、興味ある方はそちらも見てくださいね。
さて、久しぶりなので少し前の話。1月半ば、キャブスがLAにやってきた(@クリッパーズ戦)。
試合前、ロッカールームに行くと、ちょうどレブロンがジャワッド・ウィリアムス(元北海道レラカムイ)といっしょに試合前の練習に行くところ。エンドラインから見ていたら、二人で交互にシュートを練習していた。
余談だけど、シュート練習を見ていると、レブロンは本能でプレーしている選手だなぁと思う。練習だからといって丁寧に打つわけでもなく、崩れた体勢から軽くポンポンと打っているのを見て、そう思った。決して努力していないという意味ではなく(努力はすごくしていると思う)、それ以上に本能と運動能力が桁はずれということなのかもしれない。
そういえば、レブロンとジャワッドは同じクリーブランド出身で、年齢も2歳違いだけに仲がいいんだっけと思い出し、試合後にジャワッドに高校時代のことを聞いてみた。
ジャワッドいわく、レブロンの高校とは正式な試合はしたことはないけれど、一度、スコアもつけないスクリメージ(練習試合)をしたことがあるのだという。ジャワッドがジュニア(3年=日本の高校2年)、レブロンがフレッシュマン(1年=日本の中学3年)のときのこと。レブロンともその話を時々するらしい。といっても、自分やレブロンがどんなプレーをしたかということはまったく覚えていないのだとか。
「覚えているのは、チーム同士であやうく喧嘩になりそうだったことだけ。レブロンは当時からうまかった。でも、ここまですごくなるとは思わなかった。あの頃はまだ6-5、6-6ぐらいの身長だったんじゃないかな」(ジャワッド)
そのジャワッド、クリスマスにレイカーズとの試合でLAに来た頃には、あまり出番がなくて、出ても点差が開いた試合の最後1、2分だけだった。それが、年が明けてチームに故障が続いたためにチャンスが回ってきた。そして、そのチャンスを生かしてチームに貢献、今ではしっかりローテーション入りして毎試合15~25分のプレータイムを得ている。
そういえば、そのクリスマスの試合前に話したときに、「今はただ、自分の番を待っている。今の自分にはそれしかできないからね。でも心配はしていない。その時が来ればできる。そのための準備はできている」と言っていたのだけれど、本当にその通りだった。
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